昨日のブログ“domain そもそも「ドメイン」とは”に続き、今日もThe Asahi Shimbunの“EVERY BENTO TELLS A STORY”を読み進めていきます。
パリオリンピックの取材でパリを訪れた筆者
20年前料理を学ぶためにパリに住んでいた時の記憶がよみがえって来ました。
あまりお金に余裕はなく、節約のため公共の水飲み場から料理に使う水を調達するほど。
そんな頃、日曜日によく食べていたのが「ひよこ豆のコロッケ」”falafel”が入ったサンドウィッチでした。
そして、そこに今日の勉強がありました
Twenty years ago, a very filling falafel sandwich would cost about 4 to 5 euros, but now all that will buy me is a Coke. Still, I would like to eat a falafel again.
「20年前、具がたっぷりのfalafel sandwichは4、5ユーロでした。しかし今私を買うものはコーラだけ?今もまたfalafelが食べたい。」
「私を買う」? 何とも物騒な言い方
もちろんそんなのは間違っているのでしょうが
調べましょう
all that will buy me is ~ 「それで買えるのは~だけ」
文法・構文の話になりますが、allは関係代名詞の先行詞
先行詞の次に来るはずの関係代名詞は今回目的格なので省略せれています。
じゃthatはなんだ?ってことになりますが、それは前の文にある4 to 5 eurosを指しています。
でbuyは「Oを買う」の3文型ではなく、「O1~にO2…を買ってあげる」といった4文型で使われていて、そのO2…が先行詞のallになります
つまり、「4、5ユーロが私に買ってくれるすべては~だ」「~だけ」
「4,5ユーロで買えるのはコーラ1杯だけ」と物価の高騰を嘆いている文だったんですね
あらためて「4ユーロじゃコーラしか買えない」を英語でどう言うか考えてみまた。
考えたあげく思いついたのは
I can only buy a coke with 4 euros.
でも圧倒的に今日勉強した言い方がオシャレな感じがします
「ひよこ豆のコロッケ」にイイこと教えてもらいました
記事ではこの後今日のお弁当のレシピが続きます
パリを思いながらお試ししては?
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.