昨日のブログback to back 「目には目を、背中には背中を」ではThe Asahi Shimbun の記事Typhoon Yinxing slams into a northern Philippine region still recovering from back-to-back storms 「連続する嵐に被害からまだ完全に立ち直っていないフィリピン北部を台風Yinxing・インシンが襲う」にお邪魔しました
更にその先を読み進めると台風インシンの勢力について書かれていました
The slow-moving typhoon was packing sustained winds of up to 175 kilometers (109 miles) per hour and gusts of up to 240 kph (149 mph) just before it made landfall in the coastal town
(第5パラグラフから抜粋)
「速度の遅いこの台風は海岸の街に上陸する直前、最大風速175km/h、瞬間最大風速240km/hをpackしていた。」
風をパックする?
イメージが湧きません。調べる価値がありそうですね
pack~ 「~を伴なう」
今回のように台風の勢力を語る場面で多く使われるようです。
バックパッカーみたいなことしていた頃もあるのでpackingは得意ですが、
packが「~を詰め込む」⇒「~を持ち運ぶ、~を伴なう」
こんな意味、使い方になるとは知りませんでした。
でも考えてみれば、バックパックにモノを入れるのは持ち運ぶためですもんね
それに単なる”put”と違い、”pack”には詰め込む感があるし、進行形と相まって中身がドンドン増えてドンドンパワーが増している感じもしますもんね
今回とは違う台風の話ですがThe Japan Timesの記事 Heavy rain batters Japan after Typhoon Shanshan makes landfall in Kyushu でも”pack”が使われていました。
When it made landfall, Shanshan was packing sustained wind speeds of 144 kph and gusts reaching up to 216 kph (第3パラグラフから抜粋)
どうやらこうした場面では定番の表現のようです
地球温暖化の影響で台風の数も威力もきっと増していき
否が応でも”pack”のこの用法を目に、耳にする場面が増えそうです
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.