前回のブログ “have bearings on:ベアリングは「関係」なくもないけど” では、
全体的に力士の数が減っていること、それによって相撲部屋の経営が難しくなっていること、
そしてその対策の一つの手段として、稽古と観光を結びつける動きが出て来たこと。
そこまで読み進められました。

では今日もThe Asahi Shimbun・ “Sumo stable lets foreign tourists watch morning training sessions” で続きを

確かに稽古の観光化の流れはありますが、決してすべての部屋がその流れを良しとしている訳ではないようです。
Some sumo stables are averse to accepting foreign tourists out of concerns the “guests” may be unfamiliar with sumo culture and could disturb the concentration of rikishi, leading to injuries in practice,
「相撲文化に不慣れな外国人観光客がひょっとすると力士の集中を乱し、それが怪我に繋がるのを懸念し受け入れに反対する部屋もある」

観光客を受け入れている荒潮部屋も稽古への影響はもちろん考慮。
「静かにすること」「フラッシュをたかないこと」など見学には一定のルールがあります。
そうしたなか行われる稽古の模様に今日の勉強がありました。

 more than 200 cameras are trained at its practice hall from the other side of the glass walls.

動詞 “train” の意味で知っているのは、「~をトレーニングする、訓練する」

200以上のカメラをどうトレーニングしたらいいのでしょう?
“train” ではなくて “search” しますね

“train ~” 「~を向ける」

“train” のイメージは「引く、引っ張る、引きずる」。
「列車」という意味は「引っ張られるも」
「トレーニング」は「ある目的に向け引っ張る、方向づける」
今回の場面も「~の方へ引っ張る」⇒「~に向ける」

全部同じイメージの元、繋がっているのにはビックリ!

今回の訳は
「反対のガラスの壁側からは200以上のカメラが稽古場に向けられている

いろいろ調べているとカメラ以外にも、
狙いを定める場面
例えば、光線や双眼鏡、
Ethan Hunt trained his gun on a terrorist.
「イーサン・ハントはテロリストに銃を向けた」
というように武器を使う時にも使われていました。

今回ご紹介したこの稽古見学ツアー、おひとり様13,000円だそうです。
結構いい値段!
ツアーは大盛況、円安だからそんなに割高感はないのかな?

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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