
前回のブロブ “art:あなたの思う「アート」はホントの”art”?” では現代の忍者、凛さんの経歴を見てきました。
いよいよ、江戸時代の忍者のお仕事を読んでいきましょう。
The Asahi shimbun・ “‘Ninja squad’ member sheds new light on feudal agents” になります。
鳥取藩の資料をもとに書いた凛さんの論文によると、その当時鳥取地方では忍者は”お忍び”と呼ばれていました。
彼らの一番の仕事は「情報収集」だったそうです
これは想像しやすいですね。
幕末にペリー艦隊が浦賀に来た時には、相模地方にまで派遣されたそうです。
そしてもう一つ、よく派遣されていた場所に今日の勉強がありました。
The ninja were also sent to places in Tottori province when peasant uprisings occurred.
“up” も”rising” も長い付き合いになりますが、”uprising”はおそらくお初にお目にかかります。
上方向な感じだけは伝わってきますが、意味は?
調べますか
“uprising” 「反乱、暴動、一揆」
住民、市民が不満や怒りに「こぶしを挙げ、立ち上がる」
きっとそんなイメージですね
チベットのダライ・ラマ氏に関する記事、The Asahi Shimbun・“India backs Dalai Lama’s position on successor, contradicting China” にはこんな一文がありました。
The Dalai Lama, who fled to India in 1959 after a failed uprising against Chinese rule,
「ダライ・ラマ、彼は中国に対する反乱が失敗した後1959年にインドに亡命した」
今回の記事の意味は
「百姓一揆が起こると、忍者は鳥取領内各地に派遣された」
情報収集以外には、
防火や参勤交代時の領主の警護などが忍者の仕事だったようです。
凛さんの研究意欲はまだつきません。
今後の研究、そして”くノ一”としてのお仕事も頑張ってください。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.