
もうすでに”恒例”になっているかのようですが、
今年も日本の科学者がやってくれました。
”ノーベル賞”のパロディ、示唆に富みなおかつ笑かしてくれる研究に贈られる”イグノーベル賞”を、農研機構の児嶋朋貴チームが愛知県農業総合試験場で行った研究で生物学賞を受賞しました。
The Asahi Shimbun・“Japan wins 19th Ig Nobel Prize for painting stripes on a cow” になります。
よろしくお願いいたします。
児島さんがこの研究を始めたきっかけは、畜産農家さんの悩みを聞いたことにありました。
家畜を刺し血を吸う虫による影響が深刻だというのです。
その影響とは?
その説明部分に今日の勉強がありました。
For example, not only can they spread bovine leukosis and other diseases, but the pain and itchiness of the bites may snowball into stress
“snowball” 「雪の球」それが動詞になっています。
日本語の似たような表現が頭をかすめますが、それと同じなんでしょうか?それとも?
確かめますね!
“snowball into ~” 「雪ダルマ式に増える・増やす、~になる」
思った通り!
”雪玉”か”雪ダルマ”かの違いだけでした。
こうした訳だとついつい”increase”とか”rise・raise”や”become”あたりに頼っちゃいますが、
これからは”雪玉”もバンバン投げて転がしていきたいと思います。
例
The small arguement snowballed into a big fight.
「小さな言い争いが大きなケンカに発展した」
では訳します
「They(家畜小屋に生息するハエ)は bovine leukosis(牛白血病)などの病気を広める可能性があるだけでなく、刺された痛みはストレスに繋がる恐れがある」
そりゃストレスですよね
そのストレスがどんな悪さをするかはまた明日
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.