
昨日のブログ “it didn’t really dawn on me 「私には朝日は射さなかった」” に引き続き
今日も The Mainichi の “Woman builds bond with half-sister years after mom went missing in 1995 Kobe quake”
を読みます。
阪神淡路大震災でお母さんの居所がわからなくなったサトウ・エツコさんは必死に捜索を続けます。
しかしその中で分かったことはエツコさんには異父姉妹がいるということでした。
お母さんが見つからないまま時間が過ぎていく中、エツコさんは人生で初めて”お姉さん”に会うことを決断します。
そして、昨日勉強したところのすぐ後に、今日の勉強がありました。
It didn’t really dawn on Sato that she had a sister just by hearing about her, but seeing her in person brought the fact home.
bring the fact home 「真実を家に持って行った」?
こんな意味じゃさっぱり意味が通りません。
調べましょう
bring A home to B 「AをBに納得させる、理解させる」
“home”は「家、家庭、故郷、本拠地」と訳される場合が多いですが
つまりは「慣れ親しんよく分かっている場所・状態、心の中心」という感じなのですかね
調べていたらこんな表現を見つけました
He is quite at home with history.
「彼は歴史に関して慣れ親しんでいる、よく分かっている状態にいる」⇒「よく分かっている」
今回の場合は「AをBにとってよくわかっている状態に持ってくる」という感じねのですね
他にもこの”home”を使った表現がありました。
I wonder if this message is hitting home to them.
「このメッセージがみんなの心に届いているのやら」
The song always comes home to me.
「その歌はいつもグッとくる」
今回の記事の文は
「~、しかし彼女に実際に会うと自分には”姉”がいるという事実が実感できた」
今回のサトウ・エツコさんのお話に何気ない日常の有難さを教えて頂きました。
ありがとうございました。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.