
昨日のブログ “overgrown 育ちすぎるものも様々” に引き続き、今日も The Japan News の “Japan’s Mountain Trails Are Seeing More Hikers, but Trail Menders Are Ageing” を読んでいます。
多くの場合、登山会や山小屋の関係者の方々が登山道整備に携わったくれているそうです。
しかし、その方たちの平均年齢が上がり、手が回らないことも
それでいて、登山する側の年齢も上がり、滑ったり、転んだりするケースはより一層増えています。
こんなところにも高齢化の影響があるんですね
そんななか、有志とアウトドア用品メーカーが手を組み新たな団体を立ち上げました。
そしてそこに今日の勉強がありました。
The group has called on national and local governments to increase staff and budgets for trail maintenance
何となく、流れで「頼んだ」感じなのは察しがつきますが、
“call” だけじゃダメなのかな?
調べますか
call on 人 「(頼み事や助けを求めて)人を呼ぶ、連絡する」
“call” は単純に人の名前を読んだり、電話をかけるとき、
“on” がつくと上のようなニュアンスが加わるようです。
でもなぜ?
答えはよくお目にかかる言い方
“depend on ~” に。
何となく「(上から)もたれかかる」イメージが「~に頼る」という訳に繋がるますよね。
他にも、同じような”on” を探すと、
We rely on the system. 「~に頼る」
You can count on me. 「~と頼りにする」
The birds feed on incects. 「~食べて生きている」
など、
“on” の持つこのイメージが固まってきたところでもう一度考えてみると、
“call on ~” はただ名前を呼ぶのではなく、頼りたい気持ちを持って呼んでいるのが伝わります。
今回の記事は “to do” を付けて
「国や地方にスタッフと予算を増やすよう要請した」
こんな感じに”to do ~” でやってほしいことを付け足すこともできるし、
“for~” でたのみたいことを表すこともできます。
“Just call on me for help when you are in trouble.”
「困ったら声かけてね」
今度山に登る時は、こうした方々の働きを感じ、感謝しつつ楽しみたいと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
Be sure to come back next week.