
お酒も好きですが甘いものも大好きで、子供の頃の大好物はお饅頭でした。
大人になるにつれだんだん洋菓子のクリーム系やチョコレートに好みが移り、一時期は全く和菓子を食べなくなってしまいました。
けど戻ってくるもんなんですね~
最近はもっぱら餡子です!
そんな私のパーソナルな歴史を知ってか知らずか、滋賀県の草津市で温泉饅頭が発売されました、
この街に温泉は無いのに...
The Japan News・“Shiga: Kusatsu City Promotes with ‘No Onsen’ Buns” になります。
よろしくお願いいたします。
まずは写真をご覧ください。
どこにでもありそうな温泉饅頭ですが、ちょっと違和感。
そしてそこに今日の勉強がありました。
The branding design on the surface of the manju is an onsen symbol struck through with a diagonal line to cancel it out.
“cancel” で思い浮かぶシーンと言えば、
“I canceled the reservation.”「予約をキャンセルしました。」とか、
え~と、それから...
スミマセン、勘弁してください!それくらいしか思いつきません。
でも今回は”予約”や”約束”と言った場面ではなさそう。
“cancel”の知らない使い方に出会う時のようです。
では調べます
“cancel out”「打ち消す、相殺する」
調べていて気付いたのですが、周りの雑音を消してくれるヘッドフォンを”noise-cancdeling headphone”「ノイズキャンセリング・ヘッドフォン」って言いますもんね。
知らない間に耳にしたり、使ってたりしたいました。
Unexpected spending canceled out much of our profits.
「予想外の出費が利益のほとんどを打ち消した」
こんな場面でも使われていました。
ということで、今回の文は
「饅頭の焼き印は、それをかき消すかのように斜線が引かれている」
そもそも何でこんな饅頭を売り出したのか?
勘のいい方はお気づきでしょう。
その通り
市は群馬県の草津温泉と間違われ問い合わせを受けたり、時には温泉目当てに訪れる人も。
それに対する洒落の効いた、美味しい対策でした。
「青春18きっぷ」を使って各駅電車を乗り継ぎ滋賀県へ。
乗りくたびれた体を温泉で癒そうと草津駅で下車、
駅員さんから「温泉は無い」という驚愕の事実を告げられたのが懐かしく思い出されます。
そう、私もそのおっちょこちょいさんの一人です。
あの時このお饅頭があれば、疲れもショックも”cancel out”されたのに
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.