世界中の博物館や美術館が所蔵する貯蔵品の修復に日本の和紙が使われていることが、
The Asahi Shimbun・“Why world’s thinnest ‘washi’ paper is a savior for museums” で知ることができました。

昨日の “overlook :”oversee”との紛らわしさとも今日でおさらば” に引き続き、
きょうも更に読み進めましょう!

世界一薄い和紙を生産する”ひだか和紙有限会社”は、現社長の祖父によって1949年に設立されました。
そして、さらに続く会社の紹介に今日の勉強がありました。

The company has a dozen or so employees and chalks up around 120 million yen ($818,000) in annual sales. It moved to Hidaka in 1967.

“chalk” って、あの黒板に書く”チョーク”ですよね
意味は何となく察しがつきますが、
“chalk” を使ってどんな意味になるのか調べたいと思います。

“chalk up” 「記録する、達成する」

「黒板にやったこと、達成したことをチョークで書き上げていく
イメージはこんな感じでよいでしょうか


Our company has chalked up the biggest profits in the last ten years.
「我が社は10年ぶりの利益を上げた

では今回の訳は
「その会社は十数人の社員がいて、年間売り上げ1億2千万円を記録する。1967年に日高に移った。」

ただ、chalk up A to B
「(誰か、何か)Bに向けてAを書き上げる」と表現することもあり、
そうするとBに原因・責任がある雰囲気が出てきます。

They chalked up some of the mistakes to a lack of preparation.
「間違いのいくつかは準備不足のせいにした
ネガティブな場面だけでなく、
They chalked up their success to their hard wark.
「成功は努力の結果だとした
ポジティブなことにも使えます。

黒板、チョーク
目にする機会は減りましたが、
イディオムという形で令和の時代を生き続けているのですね

同じく長く生き続ける”和紙”のお話は明日も続きます
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.