暗闇の中で、太陽の光を受けまぶしく輝く青い地球を見たくはありませんか?
子供の頃の夢が”宇宙飛行士になること”だった私にとって、これは死ぬまでに見てみたい景色の一つです。
民間人でも宇宙に行ける時代になりましたが、お値段を考えるとまだまだ”遠くて、遠い夢”です。

The Asahi Shimbun:“Travel agency, venture join forces for space tours in 2040s” を見てみると、皆さんお馴染みのあの旅行会社が宇宙旅行の2040年代での商業化を目指しているそうです
少しは夢が近づいてくれるのでしょうか?

Nippon Travel Agency Co.(日本旅行)と宇宙ビジネスベンチャーの Innovative Space Carrier Inc. は、宇宙旅行を商品化すため提携を結びました。
彼らによると
NTA and ISC officials envisage developing their space travel services in three steps.
「宇宙旅行を三段階で開発することを想定している」
そうです。

ステップ1
The initial stage, called “Space Tour 1.0,” involves experiences on Earth, such as sampling space food and touring space-related facilities.
「”スペースツアー1.0”と呼ばれる初期ステージは、宇宙食の試食や宇宙関連施設ツアーなど地球上での体験が主になる」

ステップ2、そこに今日の勉強がありました。
“Space Tour 2.0” will provide high-speed travel from one Earth-bound location to another, via outer space, in 60 minutes or less.

“bound” って
“This train is bound for Sapporo.”
「この列車は札幌行きです」
とか
a northbound cruise
北回りのクルーズ」
のように「~方面行」という意味で使われますよね。

でもそうだとすると「一つの地球行きの場所から別の地球行の場所へ」となってしまって、???
では、一丁調べてきますか

“Earth-bound” 「地球から離れない」

元をただせば”bind”「結ぶ、縛る」の過去分詞
何に”結ばれている”のかが大事なようです。
“a north-bound cruise” の “cruise”は移動する側だから、”北と結ばれたクルーズ”⇒「北行き、北回りのクルーズ」
“Earth-bound location” の “location”は移動するものではないから、”地球と結ばれた、縛られた場所”⇒「地球から離れない、地球上の場所」

“Earth-bound”以外にも、
“During the snow storm, I was housebound.”
「吹雪の間、私は家から一歩も外に出られなかった
といったものあり、単純に “bound” =「~行き」と考えてはまずいことが判明!

かといって、”Earth-bound”=「地球上の」ともならず、
例えば2040年代より更に時代が進み、地球以外にステーションができたとしてら、
そこからの”地球行の宇宙船”は “an Earth-bound spaceship” になりますもんね。
何と”結ばれ、縛られて”いるかで、柔軟に訳を考えた方がいいようです。

“bound”のイメージを不定詞と絡めたこんな表現も見つけました。
The favorite of the race is bound to win.
「一番人気の馬が勝つのは間違いない
つまり”勝つことに結び付けられている”ですね

では今日の文の訳
「”スペースツアー2.0”は、地球上のある地点から宇宙空間を経由して別の地点への超高速旅行を提供する」

因みにステップ3は
The final stage, “Space Tour 3.0,” will allow customers to orbit Earth in outer space.
「宇宙空間で乗客が地球の軌道を周回するのを可能にする」
ということでした。

2040年代には、少しはリーズナブルなお値段になっているのでしょうか?
そもそも俺生きてるのかな?

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.