
団体旅行や企業パーティーで潤っていた頃とは違い、現在の温泉旅館の顧客の中心は個人客。
接待に使われていたプライベートダイニングルームの利用は今はほとんどありません。
では前回のブログ ““expense account”:「必要経費」と言いましても” の続きを、The Asahi Shimbun・“Shizuoka hot spring inns turn idle spaces into business offices” で読んでいきましょう!
こうした時代の流れの中、温泉街活性化を目指し静岡県はあるプランを提示します。
それが旅館内に企業をテナントとして誘致することでした。
もちろんそのままではオフィスとしては使えないので、リフォーム代を県が補助するというものです。
そしてそれに対する旅館側の反応に今日の勉強がありました。
The four facility operators have floated plans to turn low-occupancy guest rooms, karaoke rooms and banquet halls into office spaces, prefectural government officials said.
今回気になったのは “float” です。
“float” はもちろん知ってはいました。
でも、使い方は例えば
“A balloon is floating in the air.”
「風船が空中に漂っている」
“He floated a boat on a serene lake.”
「彼は静かな湖にボートを浮かべた」
のように、実際に空中や液体に”浮かぶ”時だけだと思っていました。
今回の目的語は”plans”
何となく意味は想像できますが、そういう使い方を実際するのか調べたいと思います。
少々お待ちを。
“float” 「(考え、イメージ)が思い浮かぶ、を思い浮かべる、提示する」
日本語の発想と全く同じ!
例
“An idea floated into my mind.”
「アイデアが一つ思い浮かんだ」
”思い浮かんだ”、”提示した”だけでまだ決定はしていない宙ぶらりんな感じ。
“float”「浮かぶ」という単語が持つ”ふわふわ漂う”感は英語でも日本語でも、様々な場面に応用するんですね。
調べていると”float”を使ったあるイディオムを見つけることができました。
“What do you want to have for dinner tonight?”
“Today is your birthday. Whatever floats your boat.”
どんな意味かわかりました?
「~のボートを浮かせる」それは...
「~をウキウキさせる」
まさに”浮き浮き”
ちょっと寄り道しましたが、今日の文に戻って訳していきましょう
「利用率の低いゲストルーム、カラオケルーム、宴会場をオフィスに変える案を4つの事業者が提示した」
面倒だったけど、しっかり調べて良かったです。
お陰で”float”の知らない使い方を二つも知ることができました。
This discovery floated my boat!
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
明日も伊豆長岡温泉でお会いしましょう
See you tomorrow.