いや~、「思い込みは怖いな~」って話です。
TOEICを受け始めるようになりかなり経ちますが
受け続けて感じたのは「似た設定の話があるな」ということです。
例えば、勤めている会社が新しい社屋を建てる計画を進めていて、近づく起工式の案内が社内メールで回ってきます。
だいたい地元出身の有名建築家の設計で、これまでの代表的建築作品の紹介があった後、起工式当日の大まかなスケジュールの説明が続きます。
CEOや施工業者さんからの挨拶の後に今街で話題のケータリングサービスを利用したパーティーがあり、出席しても欠勤扱いになりません。参加、不参加の意思を期日までに担当部署まで連絡するように。
TOEICの中の会社ってイイ会社ばかりで羨ましいですよね(笑)
そんな話の中で私は初めて”ground-breaking”という単語に出会ったのでした。そしていつも横には”ceremony”。
“ground-breaking ceremony”
地面を壊す式典だから「起工式、地鎮祭」
覚えるの楽でした。
しかし、いつもの様に共通テストを使って勉強していると明らかに違う”ground-breaking”がいました。
“belief perseverance”「信念固執、矛盾する情報があっても頑なに自分の信念を持ち続けること」(この用語は文章冒頭に説明あり)に関するお話です。
病気予防のために手洗いをすことが、医者の間でさえ一般的でなかった19世紀、ある内科医がデータをもとに手洗いの重要性を訴えるます。しかし、周りの医師たちはその考えを退け、彼に嫌がらせする者まで現れます。そして、次の英文に繋がります。
This episode demonstrates how a group of people with belief perseverance can become aggressive towards innovators and ground-breaking ideas.
(令和6年度共通テスト追・再試験 P33、2行目から引用)
「このエピソードは信念固執をもった人たちは革新者や地鎮祭の考えに対し攻撃的になりえることを示している。」
いきなりクワをもった人たちが「エイッ!エイッ!」と穴を掘る場面が頭の中に出てきて、自分でも吹いちゃいました。どう考えても不自然。
調べてみれば、ですよね~な訳
ground-breaking 「革新的な」
岩盤、固定概念をぶち壊す。確かに”ground-breaking”ですね。納得!
無事”ground-breaking”=「地鎮祭」という固定概念をブレイク出来ました。
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受験生の皆さん
頑張って身につけたモノを十分発揮されることお祈りしております。
お付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.