全国のローカル線で維持管理の厳しさが増しています。
寂しいことですが、廃線に追い込まれるところも。

走る列車にエンタメ性を付け加えたり、地元の名産とタイアップした商品を売り出したり、様々な経営努力があちこちでなされているのをニュースで見たことがあります。
そんななか、奈良県にあるローカル線のとある駅は、”駅舎”で人を呼び込もうとしています。
The Asahi Shimbun・“19th-century station building to become hotel for rail buffs” で詳しく読んでいきましょう。

その駅はJR西日本の桜井線の櫟本(いちのもと)駅になります。
開業は100年以上前の1898年。
なんとこの駅舎、開業当時の木造建築が今も現役で機能しています。

大変魅力的な建物ではありますが、さすがに維持費が...
そこでJR西日本は地元の天理市に駅舎を譲ることにしました。
天理市は活用案を公募し、あるマネジメント会社の案を採用します。
それは鉄道ファンをターゲットにした一日一組限定のホテルに改修することでした。

大好きな列車を好きなだけ間近で見ていられる。
”鉄”の方々にはたまらないところになるでしょうね。

さて、そんな櫟本駅ですが今日の勉強はまさにこの櫟本駅の説明部分にありました。

The one-story building has retained its original shape, and 54 inbound and outbound trains stop at the station each weekday.

“inbound”と言えば、”インバウンド消費”とか、”インバウンド需要”など耳にしない日は無いくらい毎日聞く言葉。
”海外から観光客がやって来ること”を指す言葉だと今日の今日まで思っていましたが、どうやらそれは間違いのようです。
だって”inbound trains”って何ですか?
海外から電車がやって来る?まさか~
今こそ”inbound”の意味を明らかにする時です。
では調べてまいります、少々お待ちを

“inbound” 「中に入って来る、(中心都市に)入って来る、入って行く」

「中に入る」ということで、日本にやって来る観光客のことはもちろん指すのですが、
交通機関の世界では中心都市に入る・向かうのが”inbound”、そこから出ていくのが”outbound”と呼ばれます。
つまり、東京駅を中心に鉄道が敷かれている日本では「上り」が”inbound”、「下り」が”outbound”になります。

これでスッキリしました。
電車が海外からわんさかやって来るシュールな絵は頭から消え、ホームに「上り」「下り」の列車が行きかう駅の日常が浮かんできました。

では今日の文を訳していきましょう
「一階建ての駅舎は開業当時の姿を留め、平日は上り下り合わせて54本の列車が止まる」

一組一泊2万円程度、春から予約を開始する予定だそうです。
鉄道ファンはもちろん、少し変わったところに泊まってみたい方
一味違った奈良の旅はいかがですか?

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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