
1月17日に合わせ、阪神淡路大震災関連の記事が多く見られました。
「あれから30年も経ったのか」
いろいろ記事がある中で、見出しに引き付けられたものがありました。
The Mainichiの“Woman builds bond with half-sister years after mom went missing in 1995 Kobe quake” です。
震災で家族を”失った”ある女性の30年を追った記事でした。
是非とも皆さんにも読んで頂きたいのであまり詳しくはご紹介しませんが、
彼女の数奇な人生に学ばせて頂くことがありました。
サトウ・エツコさんは震災当時兵庫県加古川市に、お母さまは神戸にお住まいでした。
地震翌日、お母さまが住んでおられたアパートの建物が倒壊し火事になったことをエツコさんは知ります。
懸命に探しましたがお母さまを見つけることができず時だけが過ぎていきます。
そして捜索を続けている中で、エツコさんは異父姉妹の存在を知るのでした。
震災から3か月後、人生で初めてそのお姉さんに会うところに今日の学びがありました。
It didn’t really dawn on Sato that she had a sister just by hearing about her
dawn on ~ 「~に夜が明ける」
早速調べて見ることにします。
dawn on ~ 「~に理解され始める、~にとって真実が明らかになり始める」
「~に朝日が当たりはじめ、初めは見えなかった分からなかったものが、だんだん見えて明らかになっていく」
そんな感じなんですね
例えば、
Seeing them in the picture, the truth about the relationship between Chris and Cindy dawned on me.
「その写真を見ているとクリスとシンディの関係の真実がわかってきた。」
本文記事に戻ると
「姉について聞くだけでは、自分に姉がいるということを理解はできなかった。」
エツコさんは電話越しにお母さまと交わした最後の言葉を今でも覚えています。
毎朝家族を送り出し、送り出される時の言葉と笑顔を大切にしようと思いました。
次回 “bring/come/hit home to ~ この”home”のイメージは?” に続きます
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.