昨日のブログ “shock value:この単語の意味がヤバイ!” では、”shock value” の謎を解き明かしたわけですが、
実は同じ文中にもう一つ分からないことがありました。
今日もThe Asahi Shimbun・“Hirakata to offer cicada candy as hometown tax program gift” にお世話になります。

気になるのはここです。
The inclusion is less about shock value and is instead rooted in alternative food sources and countryside revitalization.

“less about”、こんな使い方初めて見ました。(ただ覚えていないってこともありますが)
今日はここを深堀したいと思います。

“less about A” 「Aというより」

イヤ~今日のお題は苦労しました。
“less” ですので「”A”が劣っている、重要度が低い」ってことなのですが、
次のように使うことが標準型のようです。

This meeting is less about how to promote the product ,and more about whether to launch it.

「この会議はその商品をどうやって売り出すかというより、それを売り出すかどうかについてだ」
つまり、

“less about A ,and more about B”
「AというよりはB」

AとBにはそれぞれ名詞が入ります。
もう一度今回の文を見てみると
The inclusion is less about shock value and is instead rooted
Aは”shock value”名詞なのでaboutがありますが、Bにあたるのが”rooted”分詞なのでaboutがありません。
また標準では”more”を使うところを”instead”にしています。

今日はかなりの難問でした。
では訳します。
「この真意は単なる受け狙いというより、代替食料源・地方再生に基づいている」

 で、話を記事に戻すと
例のキャンディーのための蝉を捕まえるイベントが行われ、小学生とその親御さん50人ほどが集まりました。
プロジェクトは着々と進行していますね。
いつか食べてみたいです、蝉のキャンディー。

ところでこのイベント、近大大学院の学生さんのアイデアでした。
The event was the brainchild of Kazuki Shimizu, 26, a graduate student at Kindai University

“brainchild” 覚えていらっしゃいます?
随分前ですが、“brainchild ちょっと不気味なこの単語” で勉強しました。
意味は「独創的な発想」
お時間のある方、ぜひ立ち寄って見てください。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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