先日街ブラの途中で「カフェ」と言うより「喫茶店」と呼びたくなる佇まいのお店を見つけ、休憩がてらお邪魔することに
いつもならそのお店のブレンドコーヒーを頼むのですが、暑い日だったこともあり、メニューにあった「アイスミントティー」が目に留まりました。
「たまに趣の違うのを試すのも悪くないな」
何年ぶりかに飲むミントティーはクールダウンするのに持って来い
すっかりリフレッシュして街ブラ再開の準備は整ったのですが、何か頭の中に引っかかるものが…
思い出せそうで思い出せない
ストローを吸ってももうただの氷水
そのグラスに入っていたのがミントティーだった証拠は伝票にあるママがボールペンで書いた「ミントT」の文字だけです
ミント…
思い出しました!
共通テストの過去問の中で見つけた”mint”が使われた表現をまだ調べていないことを
令和5年度本試験問題第6問A
アタッチメントに”attachment”がなくてのブログの時に読んでた問題です。
その時は「後で調べよう」と思っていたのに、完全に忘れていました。
人は物を収集する性質があり、収集の仕方、目的も様々。
そんな話の流れから、”mint” が登場します。
While it is possible to download certain classic games for free, having the same game unopened in its original packaging, in “mint condition,” can make the game worth a lot.
(p31下から4行目~2行目を)
「無料でダウンロードできるのに、昔のゲームを発売当時のパッケージそのまま未開封な状態(ミントなコンディション)で持っているとそのゲームの価値はとても高くなる。」
書いてあるように「そのままの状態」と言うことなのでしょうが、改めて確かめてみました。
“mint condition” は「新品同様」
てっきり、ミントのフレッシュ感から出来た表現かと思いきや、全くの無関係。
そもそもこの”mint”は「貨幣を鋳造する」という100%別単語でした。
「鋳造仕立て、作り立ての状態」ということだそうです。
The japan news の佐渡金山の世界遺産登録に関する記事“Registration of Sado Gold Mines”には
At the mine complex on Sado Island, ore was mined and koban gold coins were minted manually under the control of the Tokugawa shogunate during the Edo period until the mid-19th century. (第3パラグラフ抜粋)
「佐渡の採掘施設では、19世紀半ばまで徳川幕府の管理下で金や小判が手作業で鋳造された。」
というのもありました。
これからは「ミント」を見たら「小判」を、「小判」を見たら「ミント」を思い出すことでしょう。(小判を見ることはまず無いでしょうけど)
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頭をミントな状態にして過去問にアタックしてください
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.