
難しい単語は使われていないのに、一通り聞いても・読んでも意味がわかったようでわからない。
そんなことありませんか?
英語の表現力を上げるのに、難しい英単語を覚えるのも時には必要。
でももっと大切なのは、身近な単語が持つ「別の顔」を知ることです。
ここは、そんな知ってる単語の知らなかった使い方を毎回一つ一つ身に付けていくブログです。
ここで出会ったのも何かの縁、ちょっと立ち寄っていきませんか?
今日取り上げるのは、中学校一年レベル、いや英語を勉強していない小学生でも知っている単語の組み合わせの
“no-go”です!
この単語に出会ったのは、The Asahi Shimbun・“Influencers in Japan share halal spots for Muslim viewers” 。
ではチョット記事を読んでいきます。
インフルエンサーのナナコさん、日本人でありながら彼女の動画は外国人向けに作られています。
彼女の動画撮影の様子を覗くと、その理由が見えてきました。
秋葉原にある外国人旅行者でごった返すハンバーガー店に現れ撮影を始めるナナコさん。
Nanako introduced different items on the American-style restaurant’s menu in fluent Indonesian,
アメリカンスタイルレストランのメニューを流暢なインドネシア語で紹介した
“Only a handful of halal-certified desserts are offered in Japan, so I want to share it with Muslim people,” she said, smiling.
「ハラル認証されているデザートが食べられるところは、日本にはわずかしかない。だから私はムスリムの人達とそれ(その情報)を共有している」
お待たせしました。
そしてその”ハラル”の説明に今日の勉強がありました。
The Arabic word describes food permissible under Islam, which prohibits eating pork or anything containing pork-derived ingredients. Alcohol is also a no-go.
“no-go” なんてシンプル!
こんなシンプルな単語なのに、今まで出会った覚えがありません。
では、この単語を深掘っていきます。
少々お待ちを。
no-go「中止・キャンセル」「失敗」「立ち入り禁止・タブー」
順を追って No-go の基本的な意味とイメージを見ていきましょう。
「No-go」は、主に形容詞や名詞として使われ、コアイメージは「進入禁止」や「進行不能」。
もともとは航空宇宙局(NASA)や軍隊で、ロケットの打ち上げや作戦決行の可否を判断する際に使われていた「Go/No-go gauge(進むか止まるかの基準)」という言葉に由来します。
- 名詞としての意味: 中止、失敗、決行不能な状態
- 形容詞としての意味: 立ち入り禁止の、機能しない、受け入れがたい
例えば、目の前に信号機があると想像してください。青なら「Go」、赤なら「No-go」です。この「赤信号」の状態を、英語では一言で「It’s a no-go.」と表現します。
シーン別:No-go の実践的な使い方
① ビジネス・プロジェクトでの「中止」
会議などで、ある提案が現実的でないと判断されたとき
“After looking at the budget, the management decided the new project is a no-go.”
「予算を検討した結果、経営陣はその新規プロジェクトを中止(ボツ)にすることに決めた。」
② 日常生活での「失敗」「予定のキャンセル」
友人との約束がダメになったときなど、カジュアルなシーンでも
“I tried to fix my computer, but it’s a no-go.”
「パソコンを直そうとしてみたけど、ダメだったよ。」
“Is the party still on tonight?” “No, it’s a no-go. Everyone is busy.”
「今夜のパーティーはやるの?」「いや、中止だよ。みんな忙しくてね。」
③ 「立ち入り禁止」や「タブー」
場所や話題についても使われます。
- No-go area / No-go zone: 治安が悪かったり、危険だったりして「入ってはいけない場所」を指します。
- No-go topic: その場で話すべきではない「タブーな話題」を指します。
“Politics is a no-go topic at his dinner table.”
「彼の家の食卓では、政治の話はタブー(厳禁)だ。」
今回の意味はまさにこれですね。
いろいろ訳し方はありますが、基本のイメージを思い浮かべるとどれもしっくり。
では訳していきます
「その言葉はイスラム教によって認められた食品を表す。イスラム教は”豚”と”豚由来の材料・成分”を食することを禁止している。アルコールもタブーだ。」
現在一番人口が伸びているのがイスラム教徒だと聞いたことがあります。
日本でも”ハラル”がもっと身近な存在になっていくのでしょうね。
明日もこの記事を読んでいきます。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.