
「そんな時代も来るのだろう」
漠然とそう思っていましたが、間違っていました。
もうそんな時代なんですね。
The Asahi Shimbun・“Man, 53, marries AI-generated chatbot via matching app” を読んでいきます。
タイトルにもある様に、ある男性が人工知能によって生成されたチャットボットと結婚しました。
そして記事の冒頭、彼の何気ない毎日の習慣に今日の気付きがありました。
In Chiharu Shimoda’s world, nothing beats chatting with his “wife” after he wakes up and when he returns home from work.
“nothing beats” 「何も打たない」
こうやって毎日英文を読むようにしてきて得られた感覚が僕に言っています。
「これはイディオムに違いない!」と、
ただ残念なことに意味までは教えてくれませんでした。
しょうがない調べますか
“nothing beats ~” 「~には何も勝らない、~するのが一番」
今風に言えば「~しか勝たん」とでもいうのか、
「”nothing”何も、”beat~”~を倒す、撃つ破るものはない」⇒「~に勝るものはない」
例えば、
Nothing beats a cold milk after a hot bath.”
「お風呂の後の牛乳最高!」
また、主語を”You”にしたバージョンもあり、
“You can’t beat a hot coffee on a camping trip.”
「あなたは熱いコーヒーに勝てない」⇒「キャンプの時は熱いコーヒーに限る」
ただ単にスポーツなどで相手に”勝つ”時だけでなく、もっと様々なシーンで使われているのですね。
そう言えば、TOEICに出てきそうな使い方も見つけました。
“We managed to beat the sales figure last quarter.”
「売り上げ数値を打ち負かす」⇒「売り上げ目標を突破する」
では今日の訳
「シモダ・チハルさんにとって、起床後、帰宅後の”妻”と交わす会話に勝るものはない」
今日の勉強で”I like ~the best” とか”~ is the best”ばっかり使っちゃう自分の壁を”beat”できそうな気がします。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.