
昨日のブログ “英語「目立つ」って中学、いや小学校レベルの単語で言えるのね” で、
英語で「目立つ」は “stand out” ということがわかりました。
しかし、”stand out” を調べているとなんと、
順番を換え、一語にした
“outstand” なるものも見つけることができました。
意味は同じですが、こちらの方は
~ing の形にして、現在分詞・形容詞 「優れている、並外れた」で使う方が多いようです。
He is an outstanding singer.
「彼は並外れた歌手だ」
なるほど、
一つの言い方から、二つの言い方勉強出来てめでたしめでたし...
チョット待った!
TOEIC受験をお考えの方は耳かっぽじってお聞きください!
“outstanding” にはもう一つ大切な意味がありました。
例えばこんな文
I received an e-mail saying that there is an outstanding payment yesterday.
もちろん、
“outstanding payment”「並外れた支払い」ではありません。
“stand out” や “outstand” が「目立つ、優れている」となるのは
他多数から離れ、そのグループの外(out)に立っている(stand)イメージからでした。
それが、財務・金融・商売に関する場面では、
ー 処理が終わり、もう一件落着し落ち着いた事案のグループでなく、
それらとは離れ、まだ処理されず処理されるのを立って待っている状態 ー
つまり
outstanding 「未払いの、未処理の」
例文の意味は
「未払いがあるというメールが昨日来た」
また、残高 “balance” と組み合わせ
I’ve payed off an outstanding balance on my credit card.
「クレジットカードの未払い残高を完済した」
のように、使うことも多いようです。
結局、一つの単語から、三つの表現を勉強出来ました
めでたしめでたし
さて、チョット寄り道しましたが、
明日はまた、The Japan News の “One-Person Publishers Create Unique Books” に戻って読み進めます
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomrrow.