
昨日のブログ “tap out:どこかで見たことあるような” で勉強した様に、”シャインマスカット”を取り巻く状況が今変わろうとしています。
今日も The Asahi Ahimbun・“Growers seek next premium grape after Shine Muscat boom” を読んでいきましょう
かつてはその「甘さ」「種がない食べやすさ」で品気を博したシャインマスカット、
しかし
Shine Muscat now faces falling prices and shifting consumer preferences,
「”価格の落ち込み”と”消費者の嗜好の変化”に直面したいる」
生産農家のツジさんはこう言います
“People might be getting tired of Shine Muscat,” Tsuji said.
「シャインマスカットに飽きたのかもしれない」
実は現在シャインマスカットは作付面積において巨峰を抜いて一位で、葡萄全体の取引量の半分以上を占めています。
それに従い価格も下降傾向にあるそうです。
そして、こうした現状を踏まえた辻さんをはじめとする生産農家さんの考えに言葉に今日の勉強がありました。
In Yamanashi Prefecture, Japan’s top grape-producing region, farmers such as Masakiyo Tsuji of Tsuji Farm are considering a pivot.
“pivot” と言えば、バスケットボール!
3歩以上歩いたらいけないので、2歩目の足を軸にグリグリしてパスする見方を探すアレですよね。
中学の時の体育の担当がバスケットボール部の顧問で頻繁にこの単語を使っていたのを思い出しました。
でも葡萄栽培で”3歩以上でトラベリングの反則!”なんて聞いたことないし、
ここはいつもの様に調べましょう!
“pivot” 「方向転換、やり方の変更、路線変更」
なるほど、
”葡萄作り”という”軸”は変えず、それ以外のこと、目指すところを変化させることなんですね
動詞としても使い
Our restaurant plans to pivot towards vegan dishes.
「ヴィーガンメニューに転換することにしている」
では今日の文の訳
「日本一の葡萄生産県山梨では、生産者は路線変更を検討している」
その直後にはこんな文が
Tsuji is weighing transitioning from Shine Muscat to Sunshine Red,
「ツジさんはシャインマスカットからサンシャイン・レッドへの転換を検討している」
こうして”サンシャイン・レッド”や”富士の輝き”などの新種が出てきました。
““weigh”が計るのはただの「重さ」だけじゃない!” の復習も出てきました。
お時間のある時にでも寄り道してみてください
では今週はこのへんで
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
Don’t forget to come on Monday.