
前回のブログ “take on:takeしたモノをどこに” の回で読んだように、
趣味でパンを作り始めて15年、ミヨ・アオエツさんはついにプロのコンテストで大賞を取りました。
The Asahi Shimbun・“Japanese baker takes on best of British and wins with deft touch” で続きを読んでいます。
では大賞を獲得したそのパンはいったいどんなものなのか?
気になりませんか?
The winning loaf was kneaded with the leaves of Earl Grey, limoncello-flavored candied lemon peel and Belgian chocolate.
「アールグレイの茶葉、レモンリキュール風味のレモンピール、ベルギーチョコが練り込まれている」
もうこれだけで十分美味しそうですが、
Thinking it tasted weak just with lemon, Aoetsu added the juice of Kito “yuzu” from the Kito district of Naka, Tokushima Prefecture.
「レモンだけでは弱いと感じたアオエツさんは、徳島の”ゆず”の果汁を加えた」
なるほど、最後に助けてくれたのは子供の頃から口にして来た故郷徳島の”ゆず”だったんですね。
この様に今はすっかりプロのベイカーですが、きっかけはフランスで食べたパンの味を探求する単なる趣味のパン作りでした。
そしてそこに今日の勉強がありました。
Aoetsu learned how to bake from tutorials she found online. She became enthralled with getting the yeast mix just right and watching her bread rise.
“rise”
rise – rose – risen 受験勉強の時、他動詞の”raise”と区別して何度も繰り返し練習したのを覚えています。
もちろん意味も覚えてますよ!任せてください
「登る、上がる」ですよね!
でもそれだとパンが一生懸命登ったり、空中浮遊しちゃってません?
そんなオカルト的なお話ではなかったはずなので...
調べますね。
rise 「(パン生地が)発酵してふくらむ」
よかった!パンは浮いてませんでした!
では安心して訳していきます。
「アオエツさんはネットで見つけたレシピで焼き方を学んだ。ちょうどよくイーストを混ぜ、パンがふくらんでいくのを見るのに夢中になった。」
「好きこそものの上手なれ」ですね
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.