みなさん、節分で豆まきました?

子供の時は鬼のお面被ってキャッキャ言いながら豆を投げられ、楽しく拾って食べていましたが、
今は、お酒飲みながら柿の種とのパーフェクトな比率を探し求めながらピーナッツを食べるくらいでしょうか。

The Asahi Shimbun に、東京の増上寺での節分イベントの模様が載っていました。
“Japanese mark the end of winter with bean-throwing ritual to ward off evil spirits” です
今日はこれを読んでいきます

毎年テレビのニュースでよく見るように、力士や芸能人の方々が豆をまいています。
ちなみに、「鬼は外!福は内!」って
 “Demons out, fortune in!” と言うみたいですよ
ちょっとした”豆”知識ですね

それはともかく、イベント当日は雨が降ったようで
お陰で、新たな表現に出会うことができました。
それが、これ!

While the ritual is usually held outside, the rain on Sunday forced everyone to take cover inside the Zojoji temple.
「通常、行事は屋外で行われるが、日曜の雨は皆さんにカバーを取らせた」

take cover 「カバーを取る」? そしたら濡れちゃいません?

増上寺の皆さんが雨に濡れちゃわないよう
超スーパーで調べますね、少々お待ちを!

take cover 「隠れる、避難する、雨宿りする」

take「取る」は取るでも、「取り外す」ではなく「手に取る、取り入れる」イメージでした。

良く見れば、”cover” には “a” も “the” も付いてなく、
そこにある”カバー、覆い”を手に取ると言う訳ではなく
“take cover” で「覆われた状態を取る、雨宿りする」という、一つの表現でした。

これで皆さん濡れずに済みました。めでたしめでたし

いやっ!ちょっと待った!
じゃ、「カバーを取る、取り払う」は何て言うの?

ご安心ください
調べました。
「カバー、覆いを取る」は

take off the cover
remove the cover
でした。

“take cover” と同じ意味では、少し難しい言い方になりますが、
“take refuge” というのもありました。
例)
Thousands of Ukrainians took refuge in neighboring countries.
「何千人ものウクライナ人が隣国に避難した」
ご参考までに

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you.