
The Asahi Shimbun の “Niigata sake brewers turn to whisky to help bolster business” で新潟県の酒蔵が、
ウイスキー製造に乗り出した話で勉強していました。
今日も続きを読み進めていきましょう。
でも、そもそもなぜウイスキーなのか?
背景には、
The growing popularity of mixed drinks such as highballs have resulted in major distillers being unable to meet demand
「ハイボールといったミックスドリンクの人気が高まり、大手蒸留会社が需要に追い付けていない」
ことがあるそうです。
そしてもう一つ、
The shrinking sake market is one of the main reasons behind Hakkaisan Brewery tapping into the whisky business in 2017.
「日本酒市場が縮小していることが、八海山酒造が2017年にウイスキービジネスに乗り出した理由だ」
そうです。
チョット横道にそれますが、
“tap into”が出てきましたね!
比較的最近勉強したやつなのでまだ覚えていました。
ノーストレスで読み取れた、いや~気持ちいい!
詳しくは “tap into ~ ”蛇口”を付けたその後で” をご覧ください。
本文に戻ると、
こうした状況のなか、ウイスキー造りを始めたわけですが、
失敗もありながらも、ようやく満足いくものができて来たそうです。
しかし、見据えるところはまだ先にあります
そしてそこに今日の勉強がありました。
It is looking to produce more than 90 kiloliters of whisky and gin annually to win over international tourists
win over の “over”っていります?
「外国人観光客を勝ち取る」ではいけないのでしょうか?
調べましょう!
“win over ~” 「~の気持ちを獲得する、説得する、引き入れる」
ただ「得る」のではなく、「したい気にさせて獲得する」感じなんですね。
We need to come up with a strong proposal to win the clients over with.
「クライアントをその気にさせる強力な案が必要だ」
I tried to win him over to make a speech for the next job fair, but…
「次回の就職説明会で彼にスピーチをしてもらおうと思ったけど、…」
“over” 辺りに「こっちサイドに引き込む感」があるんですかね。
ということで、本文記事は
「年間90キロリットル以上のウイスキー・ジンを生産し、外国人観光客を取り込む計画がある」
この記事の話が2017年で、それから8年経って
““roll out” 「転がし、出す」その先は?” の回で出て来た、”Hakkaisan Single Grain Uonuma 8-Year Rice Whisky 2025 Limited”に繋がるんですね
とっても感慨深いです。
あ~またウイスキーが飲みたくなってきた
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.