今週はずっと、The Asahi Shimbun・“Centuries-old festivals on verge of extinction across Japan” を読んできました。

日本中、いや世界でも有名なあの「ねぶた祭」も人口減による人出不足の波には抗えないことを知りました。

もちろんこれは「ねぶた祭」に限った話ではないですが、日本各地で地元の「お祭り」を守るため様々な努力がなされているのもまた事実。
地元を離れてしまった人の故郷の祭りへの思いも「祭り」存続への大きな助けになっているようです。

能登地震で被災した石川県七尾市の石崎奉燈祭りもその一つ。
震災後街を離れた人たちが、神輿を担ぐために戻ってくる。
それに対する、地元で暮らし続け祭りを守り続ける七尾の人の気持ちに今日の勉強がありました。

 ‘Welcome home’ for coming back for the festival, and I’m waiting for everyone to return. Everyone comes back in a different way, but if we can get together and have fun, that’s fine by me.”

that’s fine by me. この “by” はなんだ?

意味も働きも謎です、ということで今日はこの “by” を掘り下げます。

That’s fine by me!:私はそれで大丈夫ですよ!

「私はそれで構わないよ」「私としては異論はないよ」という意味の超定番フレーズだそうです。

例えば、
A: “How about meeting at 3 PM instead of 2 PM?”(2時じゃなくて3時に集まらない?)

B: “That’s fine by me.”(私はそれで問題ないよ〜)

でも何で “by” ?

さらに調べると、 “by” の知らない世界が待っていました。

by ~:~の基準で

“by” の根本的なイメージは「〜のそば(近く)」ですよね。そこから「~という人間(判断基準)の真横にその提案を置いて照らし合わせてみたら」と派生して、「〜の基準」「〜の評価・判断」という意味が生まれました。

「私の価値観・判断軸(by me)から見れば、(fine)です」、「私にとっては問題ない」というニュアンスです。

どもここで新たな疑問。
「私にとって」なら “for me” じゃないの?
私が中学校で培った英語の感覚だと、「〜にとって」は断然 for 。

  • 「私にとって良い」= Good for me.

だったら、「私にとって大丈夫」も That’s fine for me でいいじゃないか!

ではその先の調査に行ってきます!

“for” の本質は「方向」や「対象」

その矢印感が「利益」のニュアンスを生みました。

つまり、もし “That’s fine for me” と言ってしまうと、なんだか「私の個人的な都合・利益・健康にとっては好都合ですが(他の人は知らんけど)」みたいなニュアンスが漂ってしまいます。

しかし “That’s fine.” は 「問題ない」「OKだよ」「構わないよ」 という 同意・許可 の意味。
This schedule works well for me. (このスケジュールは私にとって都合がいい。)
Vegetables are good for me. (野菜は私にとって良い。)
のような場面では “for” が適していますが。

同意は「利益」ではなく、 受け入れの姿勢 なので for は合わないのでした。

と、ここまで調べてきましたが、その中で今回どうしても触れておかなければならない表現を見つけました。
それは、

That’s fine with me.:私はそれで大丈夫ですよ!

そうです。”by” でも “with” でもどちらでも同じような意味になります。

言われてみれば “That’s fine with me.” は何処かで聞いたことあるような気がします。
それもそのはず、”by me” より “with me” の方がよく使われるとのことでした。

しかし、ニュアンスは少し違うそうで、その違いはやっぱり “with” の持つ雰囲気でした。

“with” の持つ「~と一緒」感がここでも生きてきます。

では、みんな大好きカレーライスの例で違いを感じましょう!

A: “Is it OK if we have curry for dinner tonight?”(今夜カレーでもいい?)

B1: “That’s fine with me!” → 「いいね!カレー大歓迎!私もその案にのった!」(ノリノリの同意)

B2: “That’s fine by me.” → 「私はカレーで全然構わないよ〜(嫌じゃないし、異論はないよ)」(落ち着いた許容)

“with” は提案と自分が「一緒に並んで歩いている」ような一体感があるのに対し、”by” は「私の判断基準を通したけど、引っかかる部分はないよ」という少し客観的なスタンスになります。


使われている単語は中一レベルのものばかりなのに、むちゃくちゃ深い勉強をした気分です。
では今日の文を訳していきます。

 ‘Welcome home’ for coming back for the festival, and I’m waiting for everyone to return. Everyone comes back in a different way, but if we can get together and have fun, that’s fine by me.”
「祭りのために帰ってきたみんなに“おかえり”と言いたいし、みんなが戻ってくるのを楽しみにしているよ。
帰り方は人それぞれだけど、みんなで集まって楽しく過ごせるなら、私はそれで十分だよ。」

今日はチョット眠くてうまく書けていないところがある気がするけど、大事なことろは勉強出来た気がするし...

That’s fine by me! ってところですかね。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。

See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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