ゴールデンウイーク真っ只中、みなさんいかかがお過ごしでしょうか?
「仕事だよ!」という方もいらっしゃるでしょうね、お疲れ様です。

私の方は特にこれといったこともなく、こうしてパソコンに向かっています。
では、今日も知ってる単語の知らない一面を見つけに行きましょう、ご一緒にどうぞ。

ウクライナの隣国・モルドバに医師として渡り、ウクライナからの難民に医療を提供していた日本人医師・ナガシマさんが、現地でおにぎり屋さんをやっている記事でした。
前回のブログ “channel one’s energy:”channel”は「チャンネル」だけではない” の続きを読み進めていきます。今回もお邪魔するのは、The Asahi Shimbun・“Japanese doctor pivots to opening store in Moldova offering onigiri” です。どうぞよろしくお願いいたします。

「そもそもナガシマさんは、なぜ医師になり、なぜモルドバにやって来ることになったのか?」記事はそのことを追っていきます。

プロのバスケット選手になる夢を持ち、大学そして大学院に進学したナガシマさんでしたが、その夢をかなえられず挫折し、退学。
新たに情熱を注いだのは、”世界”でした。

With the intent to leave Japan, he eventually came across a nongovernmental body’s call for interns in Ghana during his extensive research.
「日本を離れてみたくて、あちこち知らベていると、あるNGOがガーナでのインターンを募集しているのを見つけました。」

そしてそこに今日の勉強がありました。

Nagashima took the plunge, spending a year in a town as the only Japanese while working on HIV testing and condom distribution. The experience drove home that he lacked the skills needed for impactful social service work. This time, he did not walk away.

まずは復習から、
“drive home”「その経験が車で帰宅する」?
なんだかちんぷんかんぷんな表現ですが、この”home”は「家」ではありませんでした。
“bring/come/hit home to ~ この”home”のイメージは?” の回で勉強した様に”home”は「心の中心」
また、“driver ≠ 運転手:”drive”の核心へLet’s ドライブ!” の回で知った、”drive”の持つ「力強く、グイグイ押し進める」イメージ。

ということで、”home” と “drive” との組み合わせは初めてでしたが、”drive home that ~”は「~をわからせる、痛感させる」という意味だと取れました。
詳しくは、それぞれの回をご参照ください。

そして今日の本題です。
“walk away” 「遠くへ歩いていく、歩いて去る」?

これもきっとイディオムなんでしょうね、では調べますので少々お待ちを。

walk away「手を引く、身を引く、回避する」

まず基本となる物理的な場面から行きましょう。

I saw Beth walk away from Ted’s apartment.
「べスがテッドのアパートから歩き去るのが見えた」

同じ様な意味の”leave”は「出発する」という事実・結果に重きがあるニュアンスなのに対し、”walk away”は「背を向けて離れていく姿」その画、シーンを聞き手・読み手にイメージさせてきます。

そしてこの「背を向けて離れていく」感が”walk away”の世界を広げていきました。


困難や責任から「手を引く」「回避する」

契約や交渉を「白紙に戻す」

If their final proposal isn’t right, we should walk away.”
「もし相手型の最終提案が適切でなかったら、我々は手を引くべきだ。)

責任から「逃げる」

He walked away from his responsibilities.
「彼は自分の責任から逃げ出した。」


「無傷で生還する」

「背を向けて離れる」この”無関係さ”は、交通事故などの大きな災難に遭いながら、そんなことには全く関係なく、奇跡的に無傷で助かった場合にもつながります。

It was a terrible accident, but lucckily he walked away without a scratch.
「ひどい事故だったが、幸運にも彼はかすり傷一つなく助かった。」

この表現は、身体的なダメージだけでなく、倒産やスキャンダルなどの社会的ダメージを最小限に抑えて「切り抜けた」際にも使われることがあります。

The actor walked away from the scandal.
「その俳優はスキャンダルを切り抜けた。」


人間関係における「別れ」と「決断」

恋愛や友人関係において「walk away」が使われるとき、そこには...これはもう説明はいりませんね。

Beth’s made up her mind to walk away from Ted.
「ベスはテッドのもとから去る決心をした。」(それでテッドのアパートを後にしたのね(笑))

単に「Break up(別れる)」と言うよりも、自分自身の足で歩き出し、新しい人生を歩み始めるという自立したイメージが強くなります。


持ち逃げ

「背を向け去る」その様子は”気にしてない”感・”なんてことない”感に繋がり

He walked away with the first prize.
「彼はあっさりと優勝をさらっていった。」

“walk away from ~” で「勝利や商品をサクッとあっさり手に入れる」という意味になります。


    色々見てきましたが、
    “walk away”、奥深いですね。

    ではその奥深さを十分意識しつつ、今日の文を訳します。

    「彼は意を決して、村唯一の日本人として、HIV検査やコンドーム配布に取り組んだ。この経験を通して、影響力のある社会奉仕活動に必要なスキルが自分には足りないことを痛感した。しかし、今回は逃げなかった。」


    今日はここまで、
    また明日お会いしましょう。
    今日もお付き合いいただきありがとうございました。
    See you tomorrow.

    投稿者

    らくだ

    身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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