
英語を読んだり聴いたりしていると、馴染みの単語なのにとっさに意味が取れないことがよくあります。
毎日の英語学習のなかで出くわす知っているつもりの単語の知らない一面、このブログではそんなシンプルな単語やイディオムを調べては、あーだこーだ書いています。
今日も何を題材に勉強しようかあちこち散策。
かわいい”おにぎり”柄のプリントTシャツ着た男性、そして見出しに以前このブログで勉強した単語が使われているのが目に入り、復習がてらクリック!
今日は The Asahi Shimbun・“Japanese doctor pivots to opening store in Moldova offering onigiri” にお邪魔することにしました。
まずは復習から
タイトル “Japanese doctor pivots to opening store in Moldova offering onigiri” にある”pivot”、私はこれをバスケットボールで知りました、ドリブルして止まった後、片足を軸にしてパス相手を探すあの動作です。
しかし、バスケットボール以外でも使うことがあるということを “pivot:バスケの世界を飛び越えて” の回で勉強しました。名詞で「方向転換」、動詞で「転換、路線変更する」という意味でした。(よかったらチョット立ち寄っていってください)
という訳でタイトルは「日本人医師、方向転換しモルドバでおにぎり店を開く」
見出しをとど懲りなく読みとれたところで、本文記事に進みましょう!
写真に写る”おにぎりTシャツ”を着た男性、ナガシマ・トモキさん、は4年前、隣国ウクライナからの難民への医療提供事業に携わるため医師としてモルドバにやって来ました。
しかし、”He now makes onigiri in Moldova every day.”
そしてそれに続く箇所に今日の勉強がありました。
While Nagashima’s change of course may appear unusual, he said his guiding principles have remained unchanged.
“guide” は「ガイドする、案内する」で、
“principle” は「原則」でしょ、そうなると「ガイドする原則」?
チョット何言ってるのかわからないんでさっそく調べに行きます。
少々お待ちを。
“guiding principle”:「行動指針」「座右の銘」「指針」
言葉を分解してみましょう。
- Guiding: 導く、案内する
- Principle: 原理、原則、信念
そこからニュアンスとしては、迷ったときに導いてくれる、進むべき方向を指し示してくれる、「北極星」。
「迷ったときに立ち返るべき根本的なルール」を指します。
今「ルール」と書きましたが、英語の”rule”は、個々の具体的な「規則、制限」で、時に外部から与えられ、破られることもあるニュアンスがあるそうで、ですのでここで使うべきは自分や組織の内部に深く根ざした価値観・信念に基づく「原則」というニュアンスの”principle” 。
つまり、単なるルールではなく、判断の軸・価値観の中心 として機能する点がポイントです。
例えば、“Customer First”(顧客第一)は企業の”guiding principle” になりそうですし、アップル創業者スティーブ・ジョブズにとってなら“Stay hungry, stay foolish”(ハングリーであれ、愚直であれ )がそれにあたるかもしれません。
英語で使ってみよう!例文集
では、文として使われる場面を見ていきましょう。
- “Honesty is my guiding principle in both life and work.”
「正直であることは、人生と仕事の両方における私の指針です。」 - “We need a clear guiding principle before starting the project.“
「プロジェクトを始める前に明確な指針が必要だ。」 - “When you are lost, go back to your guiding principles.”
「道に迷ったときは、自分の原点(指針)に立ち返りなさい。」
では、”guiding priciple” の「自分自身の深い所にある意思決定のよりどころ」といったニュアンスがつかめたところで、今日の文を訳していきたいと思います。
「ナガシマさんの方向転換、進路変更はただならぬことのように見えるかもしれないが、”自分の行動指針・原点は変わっていない”と、彼は言った。」
更に彼は続けます。
“I have always wanted to do work related to people’s livelihoods and lives,” the 41-year-old said. “Both health care and onigiri are the means I have used for doing so.”
「人の生活により沿った仕事がしたい。」
医療も、おにぎりの販売も、ナガシマさんにとっては”手段” なんですね。
記事を読んできて、ふと思いました。
“What is my guiding practice?”
何だか考えさせられるなぁ~
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
明日もこの記事を読んでいきます。
See you tomorrow.