
英語を勉強していると、中学で習うようなシンプルな単語の組み合わせなのに、とっさに意味がつかめないことがよくあります。
「もしかすると、難しい単語より、こうした基本的な単語のマスターこそが英語学習のポイントなのでは?」
そういう思いから始めたこのブログ。
今日も英語を読んでいて気になった表現を深掘りして、みなさんと共有して参ります。
今日お邪魔する記事は、The Asahi Shimbun・“Security guard, 72, behind design of Nike’s new Shinjuku store” 。
”72歳の警備員とナイキ”、この異色の組み合わせが気になり読み始めると、そこにはプロ意識を持って標識作りに打ち込むある警備員さんの人生がありました。
「東口こちら」や「左側通行」、少しふくらみ丸みを帯びた文字が特徴の標識が新宿駅にはよく見かけられます。
実はこれ、新宿駅や新宿区などとは全く関係なく、一人の警備員サトウさんがガムテープをパネルに張ったモノ。100%手作りでした。
そしてこの度、この警備員さんの特徴的なフォントが、ナイキ新宿店の外壁を飾ることになりました。
On April 10, when the Nike Shinjuku store opened, he gazed up at his own font glowing on a screen 2 meters high and over 3 meters wide.
「4月10日、ナイキ新宿店がオープンした時、彼は縦2メートル・横3メートルのスクリーン上に自分のフォントが輝くのを見つめた。」
そして、そのデジタルサインを自分の目で見た警備員さんの言葉に、今日の勉強がありました。
“It’s 200 out of 100,” Sato said, having just arrived for his overnight shift. “They did such a great job finishing it. I’m surprised it’s being featured this prominently.”
・“walk out of the room”「歩いて部屋を出る」
・“be out of control”「コントロールが効かない」
・“out of breath”「息が切れる」
「~の外へ」という基本イメージが、「~が及ばない、~が切れる」に繋がっていったのはこれまで見たことがありました。
だけど、”200 out of 100″「100の外の200」?
チョット想像ができないので、ここは調べに行くしかないようです。
少々お待ちを。
“~ out of …”「…点中~点」
まずは、分母と分子の関係を表すことから復習しましょう。
英語の “out of” には、「全体(分母)のうちの、一部(分子)」を表す役割がありました。箱の中からいくつかを取り出すイメージですね。
- 9 out of 10(10人中9人、10個中9個)
「10人の医師のうち9人が推奨!」は、 “9 out of 10 doctors recommend…” となります。 - 3 days out of 7(7日間のうち3日)
The store opens just 3 days out of 7. 「一週間に3日しか営業しない」
確かに、言われてみればこんな使い方よく見ますね。
そしてこれを点数に応用したのが今回の形。
I got 60 out of 100 on the exam.
又は
I got 60 points out of 100 on the exam.
「100点中60点だった。」
更にこの表現は、単なるテストの点数を伝えるだけにとどまらず、ワンランク上の日常会話フレーズに変身します。
ナント、コレ「自分の今の状態を100点満点で表す」ときにとっても便利な道具でした。
- “How are you feeling today?”(今日体調どう?)
- “Hmm, maybe 60 out of 100. I need more coffee.”(うーん、100点満点中60点くらいかな。もっとコーヒー飲まなきゃ)
こんな風に答えられたら、ネイティブ感が爆上がりですね!
更に調べていくと、「100点中~点」と言う時のネイティブがイメージする、大まかな基準がありました。
それがこちら!
・90〜100 → かなり高評価
・80〜89 → 良い
・70〜79 → まあまあ良い
・60〜69 → 微妙
・50〜59 → ギリギリ
・ 40以下 → かなり悪い
まあ個人差があるでしょうが、だいたいこんな感じなのでしょう。
そう考えると、今回の警備員のサトウさんの評価はスーパー高評価ですね(笑)
では、その部分を訳していきましょう。
「夜勤の向かうためちょうど(新宿に)着いた佐藤さんは言った。”100点中200点です。とてもいい仕事をして仕上げてくれました。こんなに目立つようになっていて驚いています。”」
写真を見ると、ホントに特徴的なフォント!
ダジャレが決まったところで今日はおしまい。
明日また続きを読んでいきましょう。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.