
前々回 “scratch the surface:”壁”を削ったその先は?” で映画 “backrooms” の予告を見たせいか、いやきっとそうでしょう、それからというもの映画の予告編のオススメがYouTubeにバンバン入ってきます。
ということで、「今日お勧めするのは...」じゃなかった、「今日勉強するのはクリストファー・ノーラン監督最新映画”オデュッセイア”です。」
もちろんホメロスの叙事詩をもとにした映画になります。と書きましたが、その辺の知識が私全くダメで、ただただ映像を見てリスニングの練習をしていました。
まずは1回聞いてみましょうか、”オデュッセイア” です、どうぞ!
いかがでしたか?アン・ハサウェイ綺麗でしたね!
そうじゃなかった、私が気になったのは開始2’00ほどにある、マット・デイモン(おそらく主人公)のセリフでした。
スクリーン上に出てきた日本語は「誰も私の故郷を阻むことはできない」となっていました。
何度も聴いてみました、そして字幕をONにして確認しました。
マットはこう言っていました。
“No one could stand between me and home.”
確かに上のような日本語訳になりそうですが、”No one could stand between A and B.” という表現があるのでしょうか?
今日はそこを深掘りします。
“stand between”「立ちはだかる障害となる」
まっすぐ延びる一本の道を想像してみてください。
- A(自分) がこちら側にいて、反対側のゴールに B(目的・夢・我が家) があります。
- その一直線のルートの真ん中に、誰かや何かが 「立ち(stand)」「挟まっている(between)」 状態を思い描いてください。
- AがBに到達するためには、その真ん中に立っている存在を倒すか、避けて通り抜けるしかありません。
つまり、英語の 「stand between A and B」 は、まさに「AがBを手に入れる(到達する)プロセスにおいて、物理的・心理的な『障害(障壁)』として立ちはだかる」 という情景を視覚的に表現したフレーズなのでした。
否定形(Nothing / No one can stand between…)と一緒に使われることが非常に多いようで、調べていても沢山のそうした使用例を目にしました。「何ものも私と夢(ゴール)を切り離すことはできない/誰も邪魔できない」 という強い決意表明になります。
「〜の邪魔をする」「〜に立ちはだかる」「〜と〜の間の障壁となる」「〜を阻む」 といった訳語も合わせてどうぞ。
シチュエーション別!「stand between」の使い方と例文
調べていくうちに、「stand between」は冒頭のような帰郷や生還のドラマチックなシーンだけでなく、スポーツの勝利、ビジネスの目標達成、恋愛での絆など、幅広い場面で使われていることが分かりました。
具体的シチュエーション別に見出しを分けて使われ方を見ていきましょう!
① 夢・目標・勝利:「目標達成の壁となる・阻む」
- 例文 1:Only one match stands between the team and the championship title.(チームと優勝タイトルの間には、あと1試合が立ちはだかっている=あと1勝で優勝だ。)
- 例文 2:Don’t let fear stand between you and your dreams.(恐怖心に、あなたと夢の間に立ちはだからせてはいけない(夢を邪魔させてはいけない)。)
② 決意・情熱:「何ものも私と〜を切り離せない」
「Nothing can stand between…」の形で、何が起きようと意志を貫き通す強いロマンや情熱を語る場面です。
- 例文 3:Nothing will stand between me and my career goals.(何ものも私のキャリア目標への道を阻むことはできない。)
- 例文 4:They believed that no distance could stand between their love.(彼らはどんな距離も自分たちの愛の障壁にはなれないと信じていた。)
③ 物理的・中立的用法:「〜と〜の間に位置する」
もちろん比喩でなく、文字通り「2つの場所や人物の真ん中に立っている/存在する」という物理的なニュアンスで使われる場面もあります。
- 例文 5:A tall wooden fence stands between the two houses.(その2軒の家の間には、高い木製のフェンスが立っている。)
自分の目標達成への気持ちをカッコよく決めたいときにぜひ使ってみたいと思います。
毎日暑いですね~。今日は台風の影響か、特に暑かったので夜は”冷やし中華”が食べたいと思います。
“Nothing can stand between me and hiyashityuka.”
どうです?私の”冷やし中華”への熱い思いが伝わったでしょうか?
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.