
酉年生まれのせいかどうかは分かりませんが、「LOVE 鶏のから揚げ」の私には長年訪れたくて仕方がない街があります。
そう!大分県の中津です。あの某フライドチキンチェーンが出店したが撤退に追い込まれたそうじゃないですか、行く気を更に書きたてるエピソードですよね。
そんな聖地・中津発進のニュースが目に入りました。もう読まない選択肢はありませんでした。
The Japan News・“Students make candles from fried chicken waste oil”
そして今日の”?”はその冒頭にありました。
NAKATSU, Oita — In an effort to promote Nakatsu, Oita Prefecture, a city that advertises itself as a paradise for lovers of karaage deep-fried chicken, students at a local high school have developed a new brand of candles made out of cooking oil left over from the process of making karaage.
文の構造を考えると”left” は過去分詞、元の形は “leave over” 。
「上に置き去る」?
どうやら今日のターゲットは決まったようです。
では調べに行ってきます!
leave over の2つの主要な意味
大きく分けて2つの訳し方がありました。
1. (食べ物・お金・時間などを)残す/余らせる
使い切らずに残る、または残しておくという意味。
- There was plenty left over after dinner. (夕食後にたくさん余った。)
- After working a 12-hour shift, I have zero energy left over to cook dinner.” (12時間シフトで働いた後、夕飯を作るエネルギーなんて1ミリも残っていない)
2. (仕事・議題などを)後回しにする/延期する
今すぐ扱わず、後の機会に回すこと。
- They left the matter over till the next meeting. (その件は次の会議まで持ち越した。)
なるほど...「でもどうしてこのような意味が生まれるの?」
さらに調べてました。すると “over” の捉え方がカギでした。
over は「向こう側へ」「先へ」「後ろへ押しやる」というニュアンスで、 そこから “今ここで扱わず、先へ回す/残しておく” という意味が生まれました。
単なる「(覆いかぶさった)上に」という感じではなく、Amazon のロゴを上下逆にしたような矢印でモノが移動するイメージでした。
over の基本イメージ:「境界を越えて向こう側へ」。
これが場面場面によって、
- 量的に「使われずに向こう側へ残る」
- 時間的に「今ではなく、後ろ(未来)へ」
という感覚になります。
1. 量的な “向こう側に残る” → 余る
食べ物・お金・時間などが「使われずに向こう側に残る」イメージ。
- There was some food left over. → 食べ終わった“後ろ側”にまだ残っている。
ここでの over は「残余が向こう側にある」という感覚。
2. 時間的な “後ろへ押しやる” → 後回しにする
仕事・議題などを「今ではなく、後の時間へ押しやる」イメージ。
- Let’s leave this matter over till tomorrow. → この件を“明日という向こう側”へ送る。
over が「時間の境界を越えて後ろへ移動させる」ニュアンスを作っています。
leave over のイメージがだんだん理解出来てきましたが、調べていると “leftover” という名詞・形容詞も見つけることができました。
I brought leftovers for lunch today. (今日の昼は残り物を持ってきた。)
There was no leftover budget for extra equipment. (追加の機材に使える予算の残りはなかった。)
では最後に今日のターゲット文を訳します。
NAKATSU, Oita — In an effort to promote Nakatsu, Oita Prefecture, a city that advertises itself as a paradise for lovers of karaage deep-fried chicken, students at a local high school have developed a new brand of candles made out of cooking oil left over from the process of making karaage.
大分県中津市――「から揚げ好きの天国」として自らをPRする中津市を盛り上げようと、地元の高校生たちが、から揚げを作る過程で出る残り油を使った新しいブランドのキャンドルを開発した。
ちょうど小腹がすいてきました。ちょっとコンビニに行って「チキン」でも買ってきますか!
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
Don’t forget to come back on Monday.