難しい単語は、意味は難しいかもしれませんが使われる場面は限られ代表的な意味を一つ二つ覚えれば大体事足ります。それにそもそもそんなに出会うこともありません。
しかし、シンプルな単語は出会う場面ごとに違う顔を見せ、意味をとるにも一苦労することがよくあります。

英語を勉強するなかで見つけた、そんなシンプルな単語やイディオムを調べ、その気付き・学びを皆さんと共有しているのがこのブログ。

今日も前回のブログ “put its back into:日本語は”腰”、英語は”背中”” の引き続き、The Asahi Shimbun・“More women join volunteer fire units despite overall decline” を読んで勉強しています。

千葉県浦安市の消防団には全国平均を大きく上回る女性団員が所属しています。
それは、シフトや子育てといったもの考慮し、女性が参加しやすい環境を整えたことが影響しています。
加えて大きかったのは、消防局が取り組んだSNS活動でした。
そしてそこに今日の勉強がありました。

 It began sharing what its crews were up to on Instagram a few years ago and set up a separate account for its all-women unit.

“be up to ~”「~に対して上がっている」?
“be”も”up”も”to”もシンプル中のシンプル。
これら中一レベルの単語が組み合わさり、どんな意味になるのでしょう?
では調べますので、少々お待ちを。

“be up to”「何をしている?、~次第、最大~まで、~できる」

大変です!とんでもなく様々なシチュエーションで使われるイディオムでした。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 「何してるの?」— 近況や企みを尋ねる

まずは「(今・最近)何をしている」という意味。カジュアルな挨拶として定番中の定番ですね。言われてみれば、確かにこのセリフは聞いたことも使ったこともありました。

① 挨拶としての使い方

  • “What have you been up to?”
    「最近、何してた?」

② 「何かを企んでいる」というニュアンス

単に「何をしているか」だけでなく、ちょっと怪しい行動をしている相手に対して「何を企んでるんだ?」と突っ込む時にも使われます。

  • “He looks suspicious. He must be up to something.”
    「彼、怪しいぞ。絶対に何か(悪いこと)を企んでいる。」

2. 「〜次第だ」— 決定権を相手に委ねる

「(決定は)〜に任せる」「〜次第だ」という使い方。相手の意見を尊重したい時や、自分では決められない時に使います。

  • “It’s up to you.” (君次第だよ。/君に任せるよ。)

例えば、
A: Should we order pizza or sushi? 「ピザにする?お寿司にする?」
B: It’s up to you. I’m happy with either. 「君に任せるよ。どっちでもいいし。」

丸投げに最適ですね。

  • “It’s not up to me to decide who gets the promotion.”
    「誰が昇進するかを決めるのは、私の権限ではない。」

このように、“It is up to [人] to [動詞]” の形で、「〜するのは[人]の責任(義務)だ」ということもできます。

3. 「最大で〜まで」— 限界や数値の範囲を示す

3つ目は、数値や時間、量などの上限を示す使い方です。これもTOEICの練習問題無いの電化製品のスペック表や、セールの広告などでよく見た気がします。

  • “This laptop can last up to 10 hours on a single charge.”
    「このノートPCは、1回の充電で最大10時間持ちます。」
  • “Save up to 50% off!”
    「最大50%オフ!」

4. 「〜に耐えうる / 〜に匹敵する」— 基準や能力への到達

最後は、能力や質が「特定の基準に達しているかどうか」を表現する使い方です。

① 能力が「〜できる状態にある」

体調などが原因で、「仕事ができる状態(体力)じゃない」と言いたい時に使われます。

  • “I don’t think I’m up to going out tonight.”
    「今夜外出できるほどの元気はないと思う。」

② 質が「基準に達している」

仕事の質などが期待通りでない時に否定形で使われることが多いようです。

  • “His work isn’t up to standard.”
    「彼の仕事は基準に達していない。」
  • “This movie didn’t live up to my expectations.”
    「この映画は私の期待に応えるものではなかった。」 ※ “live up to”(期待に応える)も関連表現としてセットで覚えましょう。

なぜ “up to” がこんなに多くの意味を持つの?(イメージで理解)

バラバラに見えるこれらの意味ですが、共通するイメージは 「ある地点(基準)に向かって、下から上へ到達する」 という動きでした。


それでは、”be up to”のイメージがつかめたと思いますので、
“I hope now I’m up to translating today’s sentence.”
今日の文を訳します。
「数年前、団員たちが何をしているのか、その活動をインスタでシェアし始め、女性スタッフには別のアカウントも設置した。」


今週の勉強はこれでおしまい。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。

What are you up to this weekend?
Don’t forget to come back on Monday.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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