英語を勉強していて、「単語一つひとつの意味は知っているのに、組み合わさると急に意味がわからなくなる」ということ、ありませんか?

ここは、そうした”知ってる単語の知らない意味”や、”組み合わさった語の分かりそうで分からない意味”を取り上げて、皆さんと共有しているブログです。
前回のブログ “on hand:いつでもスタンバイOK!” では、The Asahi Shimbun・“Cancer survivor makes dream come true as a nursery teacher” を読んでいました。
では、その続きを進めましょう。


12歳でガンと診断され、神戸大学病院で長期の入院生活を送っていたタナカさんでしたが、入院中は保育士のオカモトさんが愛を持って接してくれ、何度も励まされ、癒され、辛い痛みも耐えることができました。
無事退院となった時、彼女はスタッフと、共に闘ってきた患者の前で決意の手紙を読みます。

“I’ll become a nursery teacher and definitely come back here.”
「院内保育士になり、必ずここに戻ってくる。」


子供たちが何を必要としているかを理解するには、多くの子供たちに会う必要がある思ったタナカさんは、

After she started senior high school, Tanaka taught karate to children, including disabled youngsters.
「高校生の時、子供たちに空手を教えた。」

In college, she joined a volunteer group working at Kobe University Hospital and played with child patients.
「大学ではボランティアとして、神戸大学病院で子供患者と遊んだ。」

こうして、着々と経験を積んではいましたが、院内保育士の空きはなかなかありませんでした。
タナカさんは保育園に就職することに、そんな時...

そこに今日の勉強がありました。

But the additional worker quit on short notice, prompting Okamoto to ask Tanaka if she wanted to work at the center.

“on short notice” 「短いお知らせ?」

”イディオム”っぽさがにじみ出てますね~
さーて、どんな意味なのでしょう?
では調べてまいります、少々お待ちを。

“on short notice” 「急に」「直前に」「十分な準備時間がない状態で」

“shot notice” を調べてみると、”短い”のは「お知らせ」ではなく、何かイベントや予定が起きるまでの「猶予(お知らせしてから本番までの時間)」が”短い”ということでした。
「短い事前連絡期間」って感じでしょうか?

次に “on” を見ていきましょう。

英語の “on” は、「〜という状態で」という感覚で使われることがあります。
たとえば、

  • on sale(セール中)
  • on duty(勤務中)
  • on fire(燃えている)

そう考えると、”on short notice” は、「短い事前連絡の状態で」というイメージになります。

もう少しイメージし易い日本語にすると「急に言われて」「十分な準備時間がないまま」


では様々例を見てイメージを膨らましていきましょう。

Thank you for coming on such short notice.
急な誘い(呼び出し)だったのに、来てくれてありがとう。」

I can’t prepare the presentation on such short notice.
そんな急にプレゼンの準備なんてできないよ。」

Sorry to call you on short notice.
急に電話してごめん」

I’m sorry for the short notice.
急な連絡になってしまって申し訳ありません。」
(onが無くても使う場面はありました。)


どうでしょうか?
“on short notice” のイメージ固まって来ましたでしょうか?

それでは、そのイメージを持って今日の文を訳していきます。

「しかし、追加予定のスタッフが急に仕事をやめることに、その時オカモトさんはタナカさんに病院で働きたいか聞いてみようと思った。」

記事にはこう続きがありました。

Tanaka said “yes” without hesitation and declined the job offer from the kindergarten.
「迷いなく”はい”と答え、幼稚園の職は辞退した。」
Thus, her dream came true in April 2023 when she was 22.
「こうして、2023年4月、22歳で彼女の夢は叶った。」

思い続け努力し続けたことが、この偶然を呼び込んだですね、きっと。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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