英語の勉強をしていて、知っている単語を知っている訳で意味をとってみると何だかとっても不自然になることがあります。そのたびに「易しい単語ほど、まだまだ知らない面がある」ことを痛感します。
このブログでは、そうしたシンプルな単語の意外な意味やイディオムをみなさんと共有しています。

今日お邪魔するのは、、The Mainichi・“Men tend to skip breakfast on days off, women snack more: Japan researchers”

どうやら休日の食生活についてのお話のようです。

東京大学の調査チームによると
the researchers found that eating patterns among Japanese can largely be grouped into four types.
「日本人の食事傾向は大まかに4つのタイプに分かれることが調査チームが明らかにした。」

続いてその4タイプの説明が始まりましたが、そこには今日の疑問が待っていました。

 (1) a regular rhythm in which people wake up early on workdays and eat a solid breakfast early in the morning

“a solid breakfast” 「硬い朝食」?そう言えば先日、口の中が切れそうなバケット食べたけど、まさかそんな朝食のことじゃないですよね?

では、調べに行ってきます、少々お待ちを。

“a solid breakfast”「ボリュームがあって、栄養満点のしっかりとした朝食」

カチカチに凍っているわけでも、コンクリートのように硬いわけでもありませんでした。

  • トースト1枚とコーヒーだけで済ませる軽い朝食(light breakfast)
  • 何も食べない(no breakfast)

これらと対照となる「お腹にちゃんと溜まる、質・量ともに大満足の朝食」を指します。

例文
A: You look energetic today!
「今日、なんか元気そうだね!」
B: Yeah, I had a solid breakfast this morning, so I’m ready for the big meeting.
「うん、今朝はしっかり朝食を食べたから、大事な会議への準備は万端だよ。」

なぜ「固い」が「しっかりした」になるの?

では、なぜ「固い(solid)」という言葉が「しっかりした朝食」という意味になるのでしょうか。
キーワードは「ギュッ」です。

分子がギュッと詰まっていて、簡単には崩れない「固体」のイメージから派生して、「中身が詰まっている」という意味の形容詞として広く使われるようになりました。


更に調べていくと、solid の持つ「ギュッと中身が詰まっている」感が、朝食以外にもたくさんの場面で使われていることがわかりました。
イメージとしてはこんな感じです。
「ギュッと詰まった」⇒「そう簡単にはぐらつかない・ぶれない」「しっかりした」「頼れる」「信頼できる」

① solid performance(確実な成果、素晴らしいパフォーマンス)

He gave a solid performance in the game.
「彼は試合で手堅く素晴らしいパフォーマンスを見せた。」

② solid advice(的確なアドバイス、信頼できる助言)

Thanks for the solid advice. It really helped me.
的確なアドバイスをありがとう。本当に助かったよ。」

③ solid friend(頼りになる友達、親友)

Standard scale friends come and go, but Mike is a solid friend.
「普通の友達は付き合いが変わっていくものだけど、マイクは本当に頼りになる(ブレない)友達だ。」

④ It’s solid.(それ、いいね! / 間違いないね!)

何かを褒めるときに「Good」や「Awesome」と同じようなニュアンスで使われます。

A: How was the movie?
「あの映画どうだった?」
B: It was solid. You should watch it.
かなり良かったよ(間違いないよ)。観たほうがいい。」

⑤ solid 時間~(丸々~)

最後に、もうひとつ solid の「ギュッと詰まった」感が伝わる使い方をご紹介します。 時間を表す言葉の前に solid をつけると、「丸々〜」「ぶっ続けで〜」という意味になります。

  • a solid hour(丸1時間、みっちり1時間)
  • three solid days(丸3日間、ぶっ続けの3日間)

I studied for five solid hours yesterday.
「昨日は丸5時間、ぶっ続けで勉強したよ。」

ただの「5時間」と言うよりも、途中でスマホを見たり休憩したりせず、本当に集中して密度の濃い5時間を過ごしたというニュアンスが伝わります。


それではきょうの文を訳していきます。

「(1)仕事のある日は早く起きて、しっかりと朝食をとるのがいつものリズム」

ゴハンに納豆、バナナにトーストまで食べるので私は(1)のタイプのようです。
記事にはそのほかのタイプの説明もあるので、お時間のある方は是非読んでみてください。


今日も、一歩進んだネイティブらしい表現を勉強出来ました。
皆さんの毎日の英語学習が「ソリッド(確かなもの)」になりますように!

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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