
「ボキャブラリーを増やす時に、覚えたい単語だけでなく対義語も意識すると倍のスピードで単語力を伸ばすことができます。」と、言うようなことは何度も耳にしてきました。とは言っても、日々の勉強の中でそれを実践していくのはなかなかハードですよね。
しかし、今日の対義語はスーパー簡単!なぜならもう知っている言葉だから。
チョットの時間お付き合いください。今日は、The Mainichi・“Bookstores in Japan offering gyms, cafes, lounges to attract customers” を読んでいきます。
皆さんは最近本をどこで買っていますか?
私の場合、近所に書店がありまして、つぶれてほしくない願いを込め極力そこで買うようにはしていますが、そこに目指す本が無い時は、取り寄せは頼まずついついネットのお世話になっております。楽ですもんね。
そんな時世ですので書店業界はご存じのようにどこも苦労しています。
しかしそうした逆境の中にあっても、生き残るためのアイデアを出し工夫している書店は多くあります。
記事ではそうした書店の取り組みを紹介していました。
東京のある書店では、本に関する質問が書いてある栞を配り、お客さんが答えを求め店内を探しまわるよう促したり、ペーパーバックや専門書や絵本などを区別せず陳列し、新たな気付きが生まれる環境を作ったりしています。
そして、続くこのお店のマネージャーさんの言葉に今日の勉強がありました。
Watanabe said the store has a paid lounge where customers can read books before buying them.
“a paid lounge” 「払われたラウンジ」とはもしかして...
予想が正しいか調べに行ってきます、少々お待ちを。
“paid”「有料の、報酬を得た、終わった」
もちろん「払われた」というのが基本のイメージになりますが、”paid” される場面によって若干意味合いが変わってきます。
順に見ていきましょう。
① 「お金を払う必要がある」の有料
アプリやWebサービス、イベントなどで、無料(free)ではなく「お金を払わないと使えない・入れない」という時に使われます。
- a paid app(有料アプリ)
- a paid service(有料サービス)
- a paid event(有料イベント)
いかがでしょう?
言われてみれば納得の単語ですが、「無料の」”free” はすぐに思いついても、「有料の」は正直出てきませんでした、盲点でした。
そしてこれが今日の疑問の答えですね、予想通りでした(笑)
しかし、”paid” にはまだまだ先がありました。
② 「(従業員が)お金をもらえる」の有料
「お金が給与として支払われる」という意味の有料です。日本語では「有給」と言い換えるとしっくりきます。
- paid leave / paid vacation(有給休暇)
- paid internship(給与が出るインターンシップ)
この場合対義語は “free” ではなく、“unpaid“「無給の」です。
この使い方は、TOEICの練習問題で何度か見た覚えがあります。
③「プロの」という意味の paid
英語では「お金をもらってその仕事をしている=プロである」という意味で “paid” を使います。
・ paid musician(プロのミュージシャン / ギャラをもらっている音楽家)
・ paid athlete(プロの資格を持つ、給料をもらっている選手)
・paid firefighter(職業として給料をもらっている常勤の消防士)
・paid staff(有給のスタッフ)
この場合対義語はもちろん amateur musician(アマチュアの音楽家) amateur athlete(アマチュア選手)、そしてvolunteer firefighter(地域のボランティア消防団員)volunteer staff(ボランティアスタッフ)になります。
④「終わった」「片付いた」の paid
カジュアルな日常会話において、”paid” が「(問題や借りが)清算された」「カタがついた」という意味で使われることがあります。
“Our business is paid.” (俺たちの件はこれで終わりだ。 / 貸し借りなしだ。)
トラブルや揉め事が解決したとき、あるいは「これでもうお互い文句なしだな」というニュアンスで、過去の因縁が「支払われてゼロになった」というイメージですね。
“paid” の奥深さを感じれたところで、今日の文を訳していきます
「店内には、お客さんが本(them)を買う前に読むことができる有料のラウンジがあります、とワタナベ(マネージャー)は言った。」
あらためて調べてみると、”paid” にも意味があるもんですね。
対義語も分かって今日はいい勉強になりました。
それではまた明日お会いしましょう!
ご心配なく、このブログは”free”です。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.