英語のニュースやドラマを観ていて、「単語は全部知っているのに、意味がさっぱりわからない」という不思議な文章に出会ったことはありませんか?

それこそが、英単語の組み合わせで生まれる「イディオム」の仕業です。
日々英語を勉強するなかで、今日もまた”?”にぶつかりました。
パズルを解くような感覚で、日常会話に彩りを添えるフレーズを一緒に楽しく学んでいきませんか?

今日お邪魔する新聞はThe Asahi Shimbun:“Convenience stores prepare to lend hand in disaster response” 。
私たちの生活に無くてはならない”コンビニ”の、新たな役割についてのお話です。

Lawson is currently concentrating its efforts on establishing communication means and power sources in the event of natural disasters, now that 15 years have passed since the magnitude-9.0 tremor.
「東日本大震災から15年が経った今、ローソンは自然災害時の通信手段・電源設備の構築に力を注いでいる。」

続く、コンビニ事業者の更なる取り組みの説明に今日の勉強がありました。

Konbini operators are thus going all out toward overcoming their long-standing challenge at present

まずは復習を一つ、
long-standing:直訳すれば「長い・立っている」
何が長いのか?それは「時間が長い」。
「長い間立っている」⇒「長い時間あり続ける・長く存在する」という意味でした。
“long-standing:「長い」のはそっちの方だったんですね” の回で勉強したイディオムです。
もし時間があったら寄り道してみてください。

では改めて今日の”?”。それは、

“go all out”

全部中学1年生で習いそうな単語ばかり。
でも、これまで意識してこのイディオム(イディオムなのかも知りませんが)を覚えたことはありません。
ここで会ったのも何かの縁!
ちゃんと調べて自分のモノにしたいと思います。
調べてまいりますので、少々お待ちを。


「一生懸命頑張る」と言いたいとき、真っ先に思い浮かぶのは “work hard” ですか?“try my best” ですか?
もちろんこれらも素晴らしい表現ですが、もっと躍動感のある、ちょっとニュアンスの違う「頑張る」を見つけちゃいました。

それが今回ご紹介する 「go all out」 です。

単に「頑張る」以上の、全精力を注ぎ込む熱量が伝わるこの表現。今回は、その意味から使い方まで徹底的に深掘りし、一緒に使いこなせる自分になりましょう!


1. 「go all out」の核心的な意味

まず、このイディオムを直訳的に分解してみると、

  • go(行く・進む)
  • all(すべて)
  • out(外へ)

つまり、「持っているものすべてを外に放り出す(出し切る)」というイメージです。日本語で言うところの「全力を尽くす」「総力を挙げる」「本気を出す」、あるいは少し砕けた表現だと「気合を入れる」がぴったりハマります。

“Try my best” との違いは?

“Try my best” は「できる限りの努力をする」というニュアンスですが、”go all out” はより「(出し惜しみせず)持てるリソースをすべて投入する」という、力強さがあります。


2. シーン別・使い方のパターン

「go all out」は、スポーツ、ビジネス、プライベートの行事など、あらゆる場面でお使いいただけます。

① スポーツや勝負事で「全力を出す」

  • We need to go all out if we want to win this game.
    「この試合に勝ちたければ、死に物狂いでいかなければならない。」
  • They went all out in the second half.
    「彼らは後半、持てる力をすべて出し切った。」

② パーティーやイベントを「豪華にやる」

単に「頑張る」だけでなく、お金や時間をたっぷり使って派手に準備する場合にも使えます。

  • She went all out for her son’s birthday party.
    「彼女は息子の誕生日パーティーのために、ものすごく気合を入れた/豪華に準備した。」
  • Don’t go all out on the decorations.
    「飾り付けにそんなに全力を注がなくていいよ(=手抜きでいいよ)。」

③ ビジネスで「総力を挙げる」

  • The company is going all out to promote the new smartphone.
    「その会社は新型スマートフォンの販促に総力を挙げている。」

3. 理解度をチェック!

ここで、正しく理解できているか確認してみましょう。空欄に入る最も適切な言葉を考えてみてください。

Q1. 「全力を尽くそう!」を英語で言うと? Let’s (    ) (    ) (    )!

Q2. 「彼は彼女の婚約指輪のために奮発した(全力を注いだ)」と言う場合… He went all (    ) on her engagement ring.


【解答】 Q1: go all out Q2: out(”go all out on/for 〜” で「〜に全力を注ぐ」)


今日から「go all out」を使ってみよう!

「go all out」は、熱意や本気度を相手に伝えるための最高のフレーズ。

  • スポーツや仕事で本気を出すとき
  • イベントを豪華にプロデュースするとき
  • 誰かのために一生懸命になるとき

今日から”I’ll work hard” の代わりに “I’ll go all out!” と言ってみようと思います。言葉の持つエネルギーが、新しいイディオムを使いこなしている高揚感が、モチベーションをきっと引き上げてくれるはずです。

最後に今日の文を訳します。
「長い間の難問を克服するべく、コンビニ事業者は現在全力を挙げている。」

次回もこの記事を読み進めます。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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