
こんにちは!英語の日常会話や海外ドラマを見ていると、「え、その単語ってそんな意味もあるの!?」と驚くことってありませんか?
学校の英語の授業では習わない「シンプルだけど奥が深い」表現。今回も、そんな意外なイディオムの世界から、選りすぐりのフレーズをピックアップしてご紹介します!
そのイディオムを見つけたのは今週ずっと読んできた、The Mainichi・“Football: Japan kept on toes by 2022 Costa Rica loss, Tunisia manager swap” 。
前回のブログ “「逆転勝ち」:日本語(言葉)で言うのは簡単だけど...” で勉強部分の直後にありました。
Hajime Moriyasu’s Japan produced a huge upset to open their 2022 World Cup in Qatar with a 2-1 comeback win over Germany before jeopardizing their chance of progress with a 1-0 loss to Costa Rica, who looked dead and buried following a 7-0 thrashing by Spain.
“dead and buried“、直訳すると、ズバリ「死んで、葬られた」。
まさか文字通りの意味ではないでしょうが、ちょっと不穏(?)なこの言葉は普段よく使われるイディオムなのでしょうか?そしてその意味は?調べてまいりますので少々お待ちを。
“dead and buried”「完全に終わった、修復不可能、完全に忘れられた」
文字通りに受け取ると、サスペンス映画やホラー小説のような、ちょっとおどろおどろしい雰囲気を想像してしまいます。もちろん、歴史的な文脈やリアルなお葬式の話などで「彼は亡くなり、埋葬された」と物理的な意味で使うこともあります。
しかし、日常会話でこのフレーズが飛び出すとき、ほとんどの場合は「比喩(ひゆ)」として使われています。
日本語でいうところの「完全に終わった」「完全に過去の話」「完全に葬り去られた」というニュアンスにぴったり当てはまる表現です。
確かに、英語では次のような表現もある様に、
The project is dead.
「あのプロジェクトはボツになった・終わった」
“dead” だけでも意味は通じますが、”and buried” を加えることで「復活の可能性は100%ない。完全に終了!」というダメ押し・太鼓判になります。この「もう絶対に過去のこと!」というスッキリした(あるいは未練を断ち切った)感がこのイディオムのニュアンスです。
シチュエーション別!「dead and buried」の使い方と例文
それでは、実際にこのフレーズがどんな場面で使われるのか、シチュエーション別の例文と一緒に見ていきましょう。
① ビジネス・仕事編(プロジェクトや提案がボツになったとき)
A: “Hey, whatever happened to that marketing plan we discussed last month?”
「ねえ、先月話し合ってたあのマーケティング計画ってどうなったの?」
B: “Oh, that’s dead and buried. The budget got cut, so we’re starting over.”
「あ、あれは完全に白紙(ボツ)になったよ。予算が削られたから、イチからやり直しさ」
② 恋愛・人間関係編(元カレ・元カノとの関係、過去のケンカ)
例1
A: “Are you guys still angry?”
「お互いにまだ怒ってるの?」
B: “No, our past arguments are dead and buried. We’re good friends now.”
「いや、過去のケンカはもう完全に終わったこと(水に流したこと)。今は良い友達さ。」
例2
“My relationship with Tom is dead and buried. I’ve completely moved on.”
「トムとの関係は完全に過去のものよ。もう100%吹っ切れたわ」
③ 噂話・トラブル編(世間の関心がなくなったとき)
“That scandal was all over the news last year, but now it’s dead and buried.”
「あのスキャンダルは去年ニュースで持ちきりだったけど、今や完全に風化して忘れ去られたね」
④ 伝統・習慣・制度などが廃れた
Many people think print newspapers will soon be dead and buried.
「 紙の新聞はもうすぐ完全に過去のものになると多くの人が考えている。」
“It’s over”と言うようなシンプルな言い方もありまが、「もうその話はしないでくれ、完全に終わったんだから!」と、強い意志を込めてシャットアウトしたいときのために、”dead and buried” をストックに入れておいてはいかがでしょう?
それでは、今日の文を訳していきます。
「2022年ワールドカップ初戦、ドイツに逆転勝ちした森保ジャパンは続く第二戦、スペインに0-7で惨敗し完全に終わっていたコスタリカに0-1で敗れ、決勝トーナメント進出を危うくした。」
記事にある様に、またご存じのように今回日本は油断せず第二戦に臨み4-0で快勝!
そしていよいよ今日は運命のスウェーデン戦です。
時間が時間なので、オンタイムでは見れませんが「日本が”dead and buried” にならないようにお祈りしてから出勤したいと思います。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
Don’t forget to come back on Monday.