
カタカナ表記になりそのまま日本語の中で生き続けている英単語は多くありますよね。カタカナ英単語に既に慣れ親しんでいたぶん、元となる英単語を覚える際に大きな助けになることもいばしば。しかし、どういう訳かカタカナになる際に違う意味に変わってしまっていて、元の英単語を覚える時に混乱し苦労した経験がある方も多いのでは?
このブログでは私が普段勉強している中で見つけた、シンプルな単語の意外な意味やイディオムについてお話しています。今日お邪魔するのは、The Japan News・“Japan Ties with Sweden to Secure 2nd in Group F, Battle with Brazil in Round of 32” 。そうです、日本が無事決勝トーナメント進出を決めたあのスウェーデン戦で今日は勉強してまいります。
既にご存じのように1-1の引き分けに終わったこの試合ですが、その得点状況の説明に今日の”?”がありました。
Daizen Maeda’s strike early in the second half was quickly canceled out by a sumptuous hit from the edge of the box by Anthony Elanga as Japan finished on five points and sealed qualification for the knockout stages for the third consecutive tournament. * a sumptuous hit「華麗なシュート」
まずは復習を一つ。
皆さん、”cancel out” の意味覚えていましたか?“cancel out:予約のキャンセル以外の使い方” の回で勉強した様に意味は「打ち消す、相殺する」でした。危うく忘れそうな感じだったので自分の書いたブログもう一度読み返し、記憶をレフレッシュしました。よかったら皆さんもどうぞ(笑)
では今日の疑問に移りましょう。本日のお題は “seal” です。
“seal” で思いつくのは「アザラシ」と「シール」ですかね。まぁこの文脈で「アザラシ」って意味もシュールだし、そもそも「アザラシ」の動詞形って何?ここは「シール」か何かなのかな?
それでは調べてまいります、少々お待ちを。
“seal”「封印する、密閉する」
ハリー・ポッターなどの洋画や中世の歴史ドラマで、手紙を出すときに溶かしたワックス(蝋)を垂らし、そこに金属のスタンプを ギューッ と押し付けているシーンを見たことがありませんか? そのスタンプそのものや、押された紋章の跡、それが “seal” でした。
つまり”seal” はもともと名詞で、正式な「ロゴ」や「印章、認証」を意味します。昔は、溶かした蝋に印章を押して封をすることで、 「誰が送ったか」「開封されていないか」を証明していました。
この文化的背景が、以下のような動詞的意味を生みました。
- 確定する、固定する
- 認証する
- 秘密を守る
- 閉じ込める
では、具体例を見ながらイメージを掴んでいきましょう。
The envelope was sealed tightly.
「封筒はしっかり封がされていた。」
The window was sealed shut.
「窓は完全に密閉されていた。」
This mistake sealed his fate.
「このミスが彼の運命を固定した。」ここから転じて「このミスが彼の運命を決定づけた(破滅させた)」
A handshake sealed the deal.
「 握手で契約が成立した。」
The final goal sealed the victory.
「最後のゴールが勝利を確定させた。」
Their trip together sealed their relationship.
「二人の旅行が関係をより強固にした。」
“Don’t tell anyone about the surprise party!” — “Don’t worry, my lips are sealed.”
「サプライズパーティーのこと、誰にも言わないでね!」「心配しないで、口は堅いから。」
いかがでしょう?”seal” のイメージが皆さんの脳に”seal” されたでしょうか?
では今日の文を訳していきます。
「前田選手の後半早々の得点はエランガ選手の華麗なシュートによってすぐさま相殺された。日本は勝ち点5で(予選を)終え、3大会連続の決勝トーナメント進出を確定させた。」
ただ「貼る」のではない “seal” のニュアンスを今回の”調査”で知ることができましたが、実はもう一つ私がわかってなかったことが明らかになりました。それは「シール」です。
「なんのこっちゃ?」とお思いでしょうが、上にある様に “seal” は「密閉する、固める」といったイメージですので、袋や箱や何かの隙間を「ふさぐ、密閉する」ために貼るモノは “seal”「シール」でいいのですが、密閉するためでなくただデザインやおしゃれのために貼るモノは “sitcker”「ステッカー」だということです。これからはちゃんと区別して使っていきたいと思います。
今夜はいよいよブラジル戦!
“Japan sealed Round 16” なんて見出しが明日見れますように祈りながら私は”寝ます”
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.