連日暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
こう暑いと涼しくなる要素は何でも取り入れたくなります。そうした心の叫びが導いたのでしょうか、気付くとThe Mainichi・“2,000 wind chimes add a cool note to gorge trail in central Japan” を読んでいました。

記事内の涼しげな風鈴の写真を見ながら、住んでるアパートのどこかの部屋のベランダから聞こえてくる風鈴の音に耳を傾けるだけで0.5°くらい気温が下がった気がします(笑)

さて記事のお話は、三重県名張市にある”赤目四十八滝”に至る渓谷の道を、風鈴やバンブーアートで飾る取り組みについてのものでした。
聞いただけでも涼しげなこの場所ですが、温暖化の影響は避けられず...そこに今日の勉強がありました。

In recent years, extreme summer heat has made even this cooler mountain gorge warm enough for visitors to work up a sweat while hiking. 

“work up a sweat”「汗を働かせる…?? 汗を上に向かって働かせる…??」

とっさに正確な意味が掴めませんでした。ということで今日は “work up a sweat” にフォーカスしていきます。
調べますので少々お待ちを。

“work up a sweat” 「じっとり汗をかく」

「汗をかく」ならシンプルに 「sweat」 だけでも言えるはずです。なぜネイティブはわざわざ 「work up」 をくっつけて表現するのでしょうか?

その答えは「work up」 という熟語のイメージにありました。

英語の 「work up」 には、「(身体や精神に刺激を与えて)徐々に高める、作り出す、沸き立たせる」 というニュアンスがあるそうで、ただ「気候が暑くて勝手に汗が出てきた」というよりは、「体を動かしたり、ハイキングをしたり、運動(work)することで、じわじわと体温が上がり(up)、身体の中から汗(sweat)が湧き出てくる」 というアクティブなプロセスが感じられます。

日本語の感覚で言うなら、

  • 「良い汗をかく」
  • 「ひと汗流す」
  • 「体を動かして汗ばむ」

といった、健康的で運動量を感じさせる爽やかなニュアンスでしょうか。

「work up a sweat」の使い方と例文

具体的シチュエーション別に見ていきましょう!

① スポーツ・アウトドア:「体を動かしてひと汗流す」

  • 例文 1:I love going for a morning run to work up a sweat before starting my workday.(仕事前にモーニングランをしてひと汗流すのが大好きなんだ。)
  • 例文 2:You don’t need heavy weights to work up a sweat; a brisk walk is enough.いい汗をかくのに重いダンベルは不要です。早足の散歩だけで十分ですよ。)

② 家事・日常の作業:「作業をして汗ばむ」

  • 例文 3:Cleaning the entire house really made me work up a sweat.(家全体を掃除したら、本当に汗だくになっちゃったよ。)
  • 例文 4:He worked up a sweat just carrying all those heavy boxes upstairs.(彼はあの重い段ボール箱を階段で上の階に運んだだけで汗をかいていた。)

③ 打ち消し表現:「楽勝だよ」「大した努力もいらない」

「without working up a sweat(汗一つかかずに)」や「don’t even work up a sweat(汗すら流さない)」という否定の形で使われると、「苦もなく、余裕で達成する」 という比喩的なスラング(慣用句)になります。

  • 例文 5:She passed the difficult exam without working up a sweat.(彼女はその難関試験に、汗一つかかずに(余裕で)合格した。)

“work up a sweat” を調べていたら面白い姉妹表現を見つけました。

“work up” の「(身体や精神に刺激を与えて)徐々に高める、作り出す、沸き立たせる」というニュアンスはそのままにした、”work up an appetite” です。

どうです?想像できますか?
答えは

「(運動などして)お腹を空かせる」

例文
Let’s go for a walk to work up an appetite for dinner!(夕飯を美味しく食べるために、散歩してお腹を空かせよう!)

これは使う場面が多そうですね!


“work up” のニュアンスが分かったところで今日の文を訳していきます。

In recent years, extreme summer heat has made even this cooler mountain gorge warm enough for visitors to work up a sweat while hiking. 
「近年、夏の極端な暑さにより、この涼しい山間の渓谷でさえ、訪れた人々がハイキング中に『じっとり汗をかく』ほどの暖かさになっている。」

こうやってブログを書くだけで “work up a sweat” してきます。頭を使って “work up an appetite” もしてきたのでご飯食べて寝ます。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
See you tomorrow.

投稿者

らくだ

身の回りにある無料の素材にチョット寄り道。 そこで出逢った「知ってる単語の知らない意味」をTOEICや英会話に生かそうと日々奮闘中! らくだ君の気付きのブログです。

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